2021年04月05日

ゲリライベントのお知らせ

ゲリライベントのお知らせです!

 

 

ターブルオギノ流 春のピクニック

2021.04.24.25の土日
@ありんくりんの森 横須賀市衣笠町29-7

春の恵を贅沢にいただく食事会です。
皆でタケノコを堀り、野菜を収穫。それを荻野が参加者にも関わっていただきながら調理します。
材料を山と畑からいただく。そして直ぐに料理して食べる。昔は当たり前だった事は今や贅沢な事。その体験をゆっくりしていただきます。

 

11時 集合、ご挨拶、ツアー。
12時 ランチ(ogino特製カレーランチ)
13時 タケノコ堀り&野菜摘み、ベーコン作り、薪割りなどなど。
15時 乾杯、焚火、BBQ、食事(肉焼きの極意をお教えします)
18時 ご挨拶、解散

定員:20名程度
参加費:一人10800円
アクセス:
電車 横須賀線JR衣笠駅よりタクシー約1200円
車 横浜横須賀道路衣笠インターより500m。園内駐車場は8-9台まで。道が狭く急坂、3ナンバーでの来園は難しい場合があります。駐車料金別途1日500円です。お申し込み時に車種をご申告ください。

 

食事も屋外になりますが、屋根はあります。
小雨決行、荒天中止となります。開催可否に関しては前日までにメールにてお知らせ致します。
タケノコ掘りや野菜を収穫し、焚火も行います。
汚れてもよい服装、靴でご参加ください。
食事には特選フランスワインも含まれています。できるだけ公共交通機関でいらしてください。
お子様の同伴も可能ですが、メニューと料金は同じとなります。

申込方法:氏名、人数、車で来る際は車種、携帯番号、24日もしくは25日希望日を下記にメールお願いいたします。
info@french-ogino.com

メール受信後、振込情報とご請求書をメールにてお送りします。
着金次第予約完了です。

申し込み締め切り4月18日
参加人数が10名満たない場合は開催中止とさせて頂きます。
キャンセルルール:4月20日以降はキャンセルできません。


雨天延期の連絡:開催日前日の12時ごろ。

当日、お野菜や卵、タケノコ等をご購入いただく事も可能です。袋等をご持参ください。

今回ご一緒する伊藤力さんです。

パラダイスフィールド(同)代表。環境に配慮した農業を広め、地域食糧自給率を上げる為、有機農業に従事し、野菜作りや山暮らしの体験を紹介しています

 

 

2021年04月04日

クライマー

息子が岩登りしたいと言い出しましたので、近所の岩場直行。

本気で山野井泰史みたいなクライマーになりたいと言ったら、なんと答えるでしょう。

 

クライマーとして岩壁に登れば落ちて死ぬ可能性が登らない人よりは高くなり、

サーファーとしてデカい波を求め始めれば、サーフィンしない人よりは死ぬ可能性が確実に高くなります。

 

人と違う事をしなさい、と日頃からザブリミナル的に刷り込んでいる我が家の教育方針の先端の枝葉にはそうしたスポーツや危険行為をしなさいよ、という事も含まれており、そのモデルとしてアレックス・オノルドやケリースレーターのような人生を歩んで欲しいような、かといって息子の葬式はだしたくないな、と勝手な事を考えつつ。

 

小学一年生のなりたい職業第一位が警察官だとか。

ウチの子には制服を強要される職業にだけは就かないで欲しいですね。

 

 

 

 

2021年04月03日

食べごろ

小松菜がいい感じ。

他には大豆、ジャガイモ、スイカ、カボチャ、ニンジン、カブというラインナップ。

 

育ってくると、興味なかったチビたちも水やりに積極的。

結構な田舎に住んでるので、こんなことしか楽しみがありませんが、これがなかなか良いもんです。

 

午後は晩御飯を釣りにでも行きますか。

 

 

ウィちゃんも10歳超えて、だいぶ体力が落ちてきました。

猟犬としてのビーグルの寿命は大体8年くらいみたいです。

持てる感覚をフル活用して野山を駆け回って太く短く生きる事と、自由を制限されながらも衣食住を保障されお座敷犬として長生き事と、どちらが生き物として幸福なんでしょう。

長生きと幸福度は比例するのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

2021年03月31日

激辛ソーセージ

新商品発売です。

 

 

この後にクスクスを発売しますが、その前にメルゲーズ的なチリソーセージを発売します。

メルゲーズ的な、というのは、メルゲーズは豚肉使ってはいけないのです。イスラム圏のソーセージなので、牛か馬か羊の肉で羊腸に詰めたものがメルゲーズと言います。

まあ、そこまで固い事言わなくてもいいかなと。

唐辛子、チリなど結構きかせてまして、お子さんには無理だと思います。

オトナ向けです。

 

https://tableogino.raku-uru.jp/

 

2021年03月28日

海の幸

 

丸メカブです。

 

今が旬。

 

恥ずかしながら、初めて見ました。

こんなグロテスクなビジュアルなんですね。

 

これを茹でると…

 

こんな綺麗な色になります。

 

 

そしてなにより、茹で汁やザルの下に落ちたメカブ汁がとんでもなくヌルヌルです。

もの凄いヌルヌル。手でかき回すとビローンと伸びる。

そこで私はハッと気がついたのです。

こ、このビロビロから漏れ出たヌルヌルは…そうか…

このヌルヌルベトベトをオレンジ色のボトルに詰めるとアレになるんだな…

ボトリングして山ちゃんにあげようかな。

僕ちゃんは今日も一つ賢くなった。

 

食べ方としては、大きめにカットして生姜とポン酢一択です。

これがとんでもなく旨い。

悶絶するほど旨い。

あとはこのヌルヌルを…

 

2021年03月27日

山の幸

弁当作ってチビどもと現場で食べてロケハンしたら帰ろうかと思ったけど、とにかく天気最高、

しかも

明日の雨降る前に筍掘っていけば?

とのヤバい誘惑に勝てず、結局夕方まで山の中で私もキャッキャ言いながら子供みたいに遊んでしまいました。

で、

早速夕飯はその戦利品。

 

 

筍とツワブキの煮物

春と春の組み合わせ。

 

 

 

筍ご飯

 

ほんの少しだけ頭を出している筍を見つけて掘って担いで下ろして洗って湯がいて剥いて切って炊く。

この手間と時間が良いじゃない。

 

 

 

やっと料理をしている気がします。

 

 

 

 

ロケハン

 

山の中にある築100年の古民家と農園。

 

来月、こちらでイベントやります。

筍掘って野菜採って肉焼いて味わう、そんなイベント。

詳細は改めて。

 

この子は食べません。

除草ルンバの玉ちゃんです。

 

 

ご興味ある方は24.25日どっちか空けておいて下さい。

 

 

2021年03月26日

新商品

 

コンフィ・ド・キュイス・ド・プーレ

鳥モモ肉のコンフィです。

コンフィといえば鴨モモ肉が有名ですが、私のオヌヌメは断然鶏です。

なんとなく鴨のパサついた感じが苦手なのですが、チキンはふんわり仕上がります。

 

個人的にコンフィで一番のオヌヌメはウサギなんですが、日本でウサギは食べ物ではなく、可愛がる生き物です。

ウサギ料理載せた時点で団体から抗議を受けそう。

秋田では普通にウサギ肉売ってて、食ってますけどね。

まぁ、秋田はマタギカルチャーが色濃く残るので特殊といえば特殊ですけど。

 

話が逸れました。ウサギの話はまた今度。

 

ビシッとコンフィ作って一本486円です。

 

5本くらい買っておいて、週末ランチでビールと一緒に食べるなんて素敵じゃありませんか。5本買ってもフレンチのランチ一回分より安いですよ。

 

https://tableogino.raku-uru.jp/

 

 

2021年03月25日

書評の書評?

昔、女性週刊誌に書評の連載をしてました。

そのくらい本を読むのは好きです。

しかし、読書は非常に危険な行為で、ウチの子が将来私の本棚からデンジャラスな本を勝手に読んでしまわないように細心の注意をしなくてはなりません。本屋や図書館という場所も危険極まりない空間です。

本との衝撃的な出会いで人生変わってしまうことがあるからです。

 

ウチのチビどもが大きくなった時、私の本棚のほぼ半分を占める料理本は、読みたければどれ読んでもらってもいいですが、それ以外の例えば沢木耕太郎でも”深夜特急”でも読んで中学卒業したらバックパッカーにでもなって世界中を徘徊してくれれば父としても非常に喜ばしいのですが、同じ沢木耕太郎でも”凍”なんて読まれて、僕の夢は山野井泰史です、なんて卒業文集に書かれたら先祖に申し訳がたちません。

そういう意味で私の本棚はデンジャラスな本のオンパレードで、クラカワーから始まって、何年もオオカミの群れの中で狼として暮らした男のノンフィクションとか、ヒグマを撃ち殺す為のハウツーとか、遭難した登山だけをリポートした本などPTAに回収されそうなラインナップは、エロ本と同じ扱いで子供の手の届かない所に保管しなければいけない。

その中でも最上級の部類に入るデンジャラスな本、”サバイバル登山家”を書いた張本人で、私の狩猟の師である服部さんが書評を出しました。

 

 

かのブリア=サヴァランは、

君が普段食べているものを言ってみたまえ、どんな人間か言い当ててやろう。

という有名な言葉を残しています。

どんな本を読むかという事と、どんな食事をしているかということはイコールに近い。

鹿を撃ち殺し、それを食べながら長期登山をする服部尊師の横浜の自宅のベランダには、熊の頭蓋骨が転がり、鹿の生皮が干され、鶏が暴れ回り、夕食には川でとってきた巨大ネズミの唐揚げを食ってます。

そんな尊師がどんな本を読むのか興味津々でしたが、開いてびっくり、書評ネタの半分以上が私の本棚にもある本でした。

 

 

大部分の人間が生物として生態系にほとんど関係なくなってしまった現代にあって、食べることを生きることとして真剣に考え、自分の手を汚して糧を得ようとしている生産者や職人は皆カッコいい。

私はカッコいい人間になりたくて必死にもがいているのかもしれません。

 

ウチの6歳の長男が

今の人間なんて地球上にいてもなんの意味も無いよね

と、突然言い出しました。

一体誰の影響なのか…

 

 

人間は自分を中心としてしか自然を認識できないけれど、自然は自分のことなど何の関心もない。

そんな狩猟者としての視点が存分に発揮されており、服部文祥という人間の展開図が一冊にまとまっているようで非常に危険な本です。

 

 

2021年03月24日

キワモノ

 

 

私の今の仕事は惣菜作りですが、その中でも大部分は商品開発です。

 

食品企業さんにコレを使ってアレして欲しい、という案件です。

 

そういうのもは一般発売しないため、あまり目に触れることがありません。

 

例えば、ミニトマトを作ってる会社のミニトマト使って何か新しい加工品を作って欲しいよ案件です。

 

ミニトマトはいまから5月くらいが最盛期で大量に取れますが、ハウス栽培で年間通じて取る場合は値崩れ防ぐために余剰分は冷凍保管になります。

そういった余剰分をなんとかしたいな案件がほとんどで、それこそ私の大好物です。

ウチでレシピ作って外部の工場に生産委託するという流れです。

肉、魚、野菜、果物、乾物、食べられるモノは基本的なんでもやります。

 

なので、生産活動よりも加工技術の啓蒙活動の方がウェイトとしては大きいですね。

一次産業の現場の声に鍛えられ、何でもかんでも幅広くやってきたお陰です。

 

生産者が頑張って作ったけれど余ってしまう食材も加工して付加価値ついて違うチャネルで販売できたり、保管が可能になる事で廃棄にならなくても済むようにするというのが私の勝手なミッションです。

 

 

 

 

 

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