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2021年12月01日

アグー豚のソーセージいきます

今週末から湘南ティーサイトで沖縄フェアが始まります。

 

土曜日は私もトークイベント出たり色々忙しいです。

 

その沖縄フェアのネタとして沖縄食材で商品を作ります。

ビュッフェも沖縄食材目白押しですが、アトリエでアグー豚でソーセージ作ります。

あと、押し売りされたもも肉あるので、それで久しぶりにスモークハムでもやりますか。

 

アグー豚ってのは沖縄の在来種で、一般的なランドレースとかバークシャーの半分くらいの小ぶりなサイズです。

肉質は赤身が強め、脂が厚くて肉の量が少なめです。肉は野生味があり猪豚に近い深い肉味。

脂は融点が低くて食肉加工向きではありませんが、そこはイケメンパワーでカバー。

 

ソーセージですが今回は自信があるので、ミミガーコリコリコラーゲンハーブペッパーミラクルデリシャスアパッチの雄叫びプリプリボンバージューシーMAXベルリンの赤い雨ソーセージいう長い名前にしました。

 

嘘です。

アグー豚コリコリソーセージです。

 

これは湘南の店頭でも売りますが、オンラインでも発売します。

今月中の限定生産でなくなり次第終了ですが、300キロ肉仕入れたのでまぁまぁ量はあります。

 

アグー豚スモークハムはもも肉押し売りされたので、ギャグ的にスモーキーでクラシックなジャンボンキュイです。

年末はナショナルブランドのクスリ漬けロースハムのイメージですが、旨いハムってのはコレですぜ旦那、というイメージで本格派のハム作ります。

これは30キロくらいしかないので即完売の予感。

ソーセージは明日から、ハムは来週中に発売です。

なかなか

反響大きかったみたいですね。

放送中に視聴者から質問メールがバンバン来たみたいでその対応はおいおいやります。

 

 

早速、肉とバターを買いに行って肉を焼いてくれた方もいるとかいないとか。

私はテレビ持ってないので、正月に実家で録画観て反省会やります。

 

それにしても、スポーツでの身体の使い方を言葉にするのが難しいのと同じく、料理のコツを言葉にするのはとても難しいです。

料理は科学だ、料理は四面体で説明がつく、と言う人がいますが、ちと違う気がします。

もちろん、タンパク質が変性するのが何度で、バターが焦げるのは何度、というように数値化できますが、例えば一口に牛肉と言っても脂の入り具合や筋、繊維の方向などの部位による違いは経験値の積み上げでしか判断できないものです。

さらには、コレが一番旨いんだ、という思想や哲学にも近い作り手の主観が入り込んでくる為、工業的ではない自然な食材に近づけば近づくほど、人間の五感という数値化も言語化も出来ない人間学とも言える領域があるのではないかと思っています。

 

肉を焼く、ただそれだけのことなんですが、バターの量、温度、焼く時間、休ませる温度など箇条書きのレシピの行間にこそ料理の真髄があるんですぞ、とか言うと、また大きく出ましたな大先生、と皮肉言われそうですけど。