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2021年10月04日

うちの長男

スーパーに鶏肉を買いに行ったら、冷凍庫に馬刺しを見つけ、これって馬のお肉なの?

と。

 

そうだ、馬だ、さっき砂浜を歩いていた馬の肉だ、オトーサンは生で食うぞ。

 

マジ?生で食うの?それはかわいそうだよ。

と、長男。

 

馬は可哀想で、これからカゴに入れる鶏肉は可哀想じゃないのか?

と、私。(ニヤニヤしながら)

 

考えてみれば変な話だね。同じ動物なのに分けて考えてたよ。

と長男。

 

おおおおお!

遂にこの瞬間が来ました。

肉を食うのは動物を殺して食べているという現実に直面した長男坊。

いただきます、の前には必ず殺しがあるということに気がついたようです。

普段、私から狩猟の話を聞いているので、冷凍庫の鹿がどこからどうやって来るのか、頭で理解したつもりが、砂浜をパカパカ歩いていた馬とスーパーで真空パックの馬刺しを同じ物だと気がついた時,彼の中で肉が命に接続しました。

冷凍庫の肉はオトーサンが持ってきたただの肉ですが、それが動物園で見たニホンジカに接続したわけです。

 

今年は長男を狩猟に連れて行くチャンスです。