2021年07月21日
食いたいものを作るぜ
勝手気儘ですいませんが、そういう風にしかできません。
お客さんにウケそうだから作るってのと、私が食べたいから作るってのでは、仮に同じモノを作っても違う仕上がりになるのではないでしょうか。
ということで,今週は変なラインナップで新商品いきます。
このクソ暑い時期に真打登場、トリュフとフォアグラのムースいきます。
最近、フォアグラ食ってないな、久しぶりに食いたいな、作ろうとかなと。
せっかくやるなら、しっかりトリュフ入れてパキパキに旨くて、パンに塗って食べればイケるやつ。
暑くてフォアグラなんて食えるかよ、という声はスルーします。
次回はクリスマスごろになるかと。
夏野菜カレーです。
私の畑も夏野菜が出来始めてますね。
たまには野菜だけでカレー作ってもいいじゃないの。だって夏だから。生ぬるいヌルッとした風が僕をその気にさせるんだ。
エヘヘ。
たまには豚タンのサラミです。
飲食店が休業しても屠殺はそんなに減らせません。
当たり前ですが,豚の飼育日数は決まってて、それを過ぎると大貫という規格外になってただ同然になってしまいます。
肉は小売向けの加工品や精肉で消費されますが、ホルモン系はやはりダブつきます。
こんな話はお客さんには関係のない話なのかもしれませんが,肉が売れれば売れるほどホルモンもドンドン出るわけで、そのホルモンが行き場なくなると一気に余り始め、ドンドン在庫が積み上がるみたいです。
タンはタン元とタン先で別物です。
どこにターゲット絞るかというと、タン先です。タン先どうするかに作り手の思想がでます。
タンは先に行くほど繊維が密集し硬くなってます。ここをどこまで美味しく食べさせるかにこだわるワケです。
焼肉屋は焼くだけなので基本的にタン先は切り落としますが、私たちは加工業。
なんだかんだで2時間も200gのタンをコトコト煮込むとやっと柔らかくなり,冷やすとちょうどいい歯応えになります。
チリやペッパーをたっぷりまぶして真空かければサラミっぽいタンが完成。
スタッフで試食しましたが,一瞬でなくなりました。
アプリコットのチョコテリーヌがなくなりましたので,農場直送のブルーベリー入れます。
うちのスタッフの親戚からブルーベリー送ってもらったので,それをぶっこみました。
私の狩猟の師匠が中央アルプスと御嶽山の間でブルーベリー農園やってまして、ちょうど今ブルーベリー狩り始まったようです。
お近くの方やコロナ上等という方は是非夏休みにどうぞ。
開田高原の開田ファームさんです。