2021年06月14日
物凄い映画でした。
親権という言葉がありますが、親には義務はあれど権利などなく、なにより子供は親を選べません。
どうしようも無い事をどうしようも無いくらい重々しく淡々と描いたドキュメンタリータッチの映画です。
役者は役と同じ境遇の人たちを起用し、演技なのかドキュメントなのか分からないほど生々しい現実に打ちのめされます。
しかし、この映画にある事は遠い国の話ではなく、我々が知ろうとしないだけで身近な問題なのだと思います。
この映画のことが当分頭から離れない。
観る覚悟が必要です。