2021年04月27日
ランプレドット
発売しました。
焼肉屋さんで食べるギアラは薄くて柔らかい所なんです。
その柔らかい部分は頭と呼ばれてます。
ここ。
では、頭の横にある厚くてビラビラしてる部分はどうなるのでしょうか。
肉としては不人気部位なんだそうで、次第と在庫が溜まっていくらしいです。
こんなご時世なのでモツ屋さんにも買ってもらえないみたいでウチに回ってきました。
こうやって食材情報がさまざまな事情とともに投げ込まれるのが個人的に好きなので、今回も喜んで料理させて頂きます。
人気部位が有れば、その裏に不人気部位が必ず出ます。
あんまり人がやらないことをやりなさい、安全地帯のメインストリーム目指すよりもヤバそうなアウトサイドに積極的に行きなさい、というのが荻野家の家訓ですから、父としてはトライアスロンやフリークライミングや狩猟を積極的に行い、不人気なビラビラホルモンや雑魚達を美味しく料理しなくてはいけません。
だって、その方が面白いから。
ギアラと言えばランプレドットでしょう、という事で、トマト少なめに抑えつつ、野菜とハーブ、チリの風味効かせたイタリア味に仕上がってます。
ちょい辛口にしましたのでお子様には厳しいかもしれません。
同時発売でベーコンも再販しましたが、開始1時間で速攻売り切れました。
ベーコンまた作りますが、とにかく時間かかるので来週以降です。すいません。
それにしても、ちゃんと作ったベーコンて、なんであんなに旨いんでしょう。
逆に言えば、一般的なベーコンは価格のために犠牲にしてる味わいはあまりにもデカい。
わざわざ煙に当てる事なく薫香つけられる液体もあり、それを塗るだけで燻製風になるような添加物もありますし、キチンと煙に当てれば日持ちも格段に良くなりますが保存料でその工程を省略するというこれまた意味不明な現在の一般的なベーコン。
限界までの安価を求められ、応えるように安価なベーコンが売られるようになって、さて日本の食卓は豊かになったのでしょうか。
こう言ってはなんですが、ベーコンやハムなんて、家で簡単に出来ますので、わざわざ買うようなものではないです。
作り方は私の本を立ち読みしてくれれば超簡単に出来ます。
是非ステイホームにやってみてください。