2021年04月16日
ブルギニオン
牛頬肉の赤ワイン煮込みです。
どうですか、このツヤ。
もはや懐かしさすら感じる佇まい。
やっぱ、こういうのいいですね。
肉は敢えて和牛ではなく放牧の赤身バキバキビーフ使ってます。
カレーは和牛ですが、やはりワイン煮込みは赤身のほうが旨いです。
冷凍の真空パックだと、どうしても煮込み系かコンフィ系が多くなります。
でもレストランであっても焼き物系が多くなって煮込み系があんまり出ないので同じと言えば同じ。
フランス料理として完成度が高いのは煮込み系で、焼き物のソースを作る過程と煮込みの過程は同じ手順、言い換えればフランス料理の真髄は煮込みにあると言えます。
腕の良し悪しはこういう料理に出ますが、レストランで選ばれなくなっているのは残念ですね。
煮込みを作るときは量が多いほど美味しくなります。5キロでギリギリ、最低でも10キロは一度に作りたいです。
今回は20キロを五右衛門風呂みたいな鍋で一発で作り、限定数を切らせてもらいました。
非常に美味しく出来たと思います。