2020年05月12日
これがほんとの
農園サラダです。
さっきまで土の中に居た野菜をサッと洗って皿に盛っただけです。
空豆、スナップ、ラディッシュ、玉ねぎ…
ラディッシュの葉っぱなんて、表面にトゲトゲあるんですよ。空気中の水分を取り込もうとしているのでしょうか。
本当はこういうサラダはレストランで出すつもりでしたが、こんな状況なのでありがたく私が頂きます。
あー、残念ですねー。皆さんに食べて欲しかったなー。
こんなの毎日食ってるからか、うちのガキともが元気過ぎてどうしようかと。
畑や狩猟をやるようになって、今までの考え方がちょっと違う事に気がつきました。
生産者だけの視点でもダメですし、料理人だけ、消費者だけからの視点でもここには到達できませんでした。
私は頭が悪いので、サイクルを一通りやって身体で体験しないと分からなかった事ですが、それは生産と消費の二元論ではないということです。
生産者と消費者で語ることの多い食の文脈ですけど、そこにもう一つ大切な存在が在ることにやっと気がつきました。
例えば食品ロスなんかも、そのもう1人の存在を文脈に加える事で問題の全体像が明らかになります。
先日の藤原先生の本に気づきを頂いたのです。
まだ答えに達していないので、今後はそこをもう少し掘り下げて考察してみることにします。