2019年10月04日
来週からジビエ
いきます。
国産の鹿、ヨーロッパの山鳩、ヤマウズラからですね。
雷鳥は今年はやらない予定です。
もしご希望の方いたら連絡下さい。
先日、鉄砲も購入しました。
レミントンの自動装填式散弾銃です。
公安からの最終許可待ち。
狩猟免許もとれて、あとは山梨県で狩猟登録して、サバイバル登山家に教えを請います。
11月15日から狩猟解禁。
山梨県は他よりも長く、来年3月15日までです。
なんとか頑張って私が獲った鳥や四つ足を出したいとは思ってますが、初シーズンからバンバン獲れるほど簡単ではないのもわかってます。
期待せずにお待ち下さい。
以下、狩猟界隈のマニアックな話なので、無視してページを閉じて下さい。
サバイバル登山家の服部さんからは自動銃ではなく、単発ボルト式の国産メーカーの物をオヌヌメされましたが、連発式でないと下手っぴな私は不安です。
自動銃は連続3発射撃出来ますが、ボルト式は一発ごとに装填しなくてはなりません。
その分、精度が高いのですがわたしにはまだハードルが高いのです。
ボルト銃はどちらかと言うとライフルに近い銃でモノによっては散弾が撃てないモノもあります。
ハーフライフルと言って、銃身にライフリングという溝が半分だけ切られていて弾に横回転がつきます。
本田圭佑の無回転シュートみたいに回転がないと変な弾道するので、ライフリング切って回転つけることで弾道が安定します。
散弾も狙いによっていろんな大きさや材質があります。鉛弾は環境に負荷が高いので北海道では禁止されており、銅やスチールが主流になりつつあります。
散弾銃で大物を狙う場合、スラッグ弾とかサボット弾という一粒弾を使用します。
小さな弾が広がるように発射される散弾は射程は短いものの、飛んでいるような獲物には効果テキメン、スラッグは射程が長くなり、弾が大きいので威力が全然違うのです。
日本ではライフル銃は散弾銃を10年所持しないと許可が下りません。ライフルは散弾銃と全く異なり、射程距離も長く、スコープ使えば100m先のコインに当たります。
ハーフライフルはそこまでの精度はないものの、散弾銃よりは命中率が高く、鹿や猪を一発で仕留められる程威力も大きい。
大物しか狙わないハンターはハーフライフルで狩猟にでますが、わたしはペーペーで鳥もあわよくば獲りたい欲張りなので散弾もスラッグ弾という大物専用の1粒弾も撃てる銃にしました。
銃の所持が許可されると火薬の取り扱い等もある程度出来るようになります。
玄人レベルになると、自分で弾を作ります。
弾頭と火薬と薬莢を塩梅よく組み合わせ、自分の思い描く弾道と射程距離を想像しながら組み上げていきますが、そのレベルに達するには相当な訓練と経験が必要です。
狩猟も登山も主導権を握るのは人間ではなく、あくまでも自然です。
山にあって異質な存在であるゲストとしての人間がどこまで自然と一体化できるかどうかという点に尽きるのでしょう。
もちろん、異質の最たるものである鉄砲を持ち込んで生き物を獲るという行為について、もっと深く考える必要はあると思っています。
その辺りも私なりに解答は得ていますが、その話はまた別の機会に。