2019年09月11日
サイズダウン
月曜はかなりハードコンディション。
超上級者向けでした。
アウトにすら出るのも危険極まりないサイズ。
火曜日はいい感じにトロい波。
今回のパワフルな台風で
また平塚でサーファーが亡くなりました。
どうか彼を責めないでほしい。
サーファーやクライマーの死を自己責任論で切り捨てるのは簡単ですが、自己責任論を突き詰めれば、自転車にも乗れないどころかランニングすら心臓発作で救急車で運ばれるリスクはゼロでは無いですから。
自己責任論の終着駅には部屋でアマゾンで買ったポテチ食べながら全裸監督見て股間をボリボリかくことが最良の選択となった息苦しさしか残りません。
彼は戦慄に挑戦して敗れた、ただそれだけのことです。
家族がいるから、と、戦慄への挑戦を家族のせいにして諦める目の濁ったオトナにはなりたく無いのです。
犬の散歩中、自宅の横を流れる川にカルガモが居ました。
丸々と太っており、
増水して流れてくる餌を盛んに食べてます。
彼らは台風の後でも食べることしか考えない。
最近は彼らを見ると旨そうだ、と思えるようになりました。
夕方、畑のパトロールに出動。
台風であらゆるものが薙ぎ倒され、絶望感でいっぱい。
吹っ飛んだキュウリの支柱を立て直し、カボチャに草の座布団敷いて、土まみれになった野菜の葉っぱを1枚づつ拭くという地道な作業。
これだけボロボロになった畑の野菜たちが力強く再生したら本当に凄いと思うのですよ。
日本の農業は台風はじめとする雨がなければ米も野菜も出来ません。
命知らずのサーファーやクライマーが志し半ばで敗れたとしても自然は無関心、淡々とそのサイクルを繰り返すのです。