2019年09月07日
なるスィーツがローソンで流行ってるらしいですね。
バスク風チーズケーキ、略してバスチーとか。
バスク風チーズケーキって菓子が現地に実在するとは思えませんが、ノリで作ってみました。
表面の焼き色がポイントなんだとか。
これ、私が思うにトゥルトゥ・フロマジェが原典なのではないのか?
と、思うのです。
私が知る限り、バスク風チーズケーキという食べ物は存在しないはず。
シャラント地方菓子の表面が真っ黒のフロマージュのお菓子をマイルドにしたんじゃないかと。
だからなんだ、って話ですけど偉大なフランス菓子を安っぽいスィーツとして変換する流れはあんまり好きじゃないだけです。
ただ、味は美味しく仕上がってます。
とりあえず、ランチで出ます。
こんなものが私の手元に届くとは。
屋久島のヤクシカです。
屋久島に行った事ある人は分かると思いますが、あの荘厳な雰囲気の原生林の中にいる小振りなサイズの鹿は、独特の存在感を放ち、まさに神の使いとでも言いますか、神聖な佇まいです。
縄文杉ハイキングや宮之浦岳登山ならばほとんどの確率で遭遇するヤクシカは近年生息数が増大、島の生態系に悪影響なんだとか。
世界遺産になってからの観光客の増加の方が環境問題だという話もありますけど、そういう事言うとまた嫌われます。
屋久島で農業やっている知人の畑の罠にかかった鹿を〆て送ってくれました。
油がのってます。
とりあえず、前足を赤ワイン煮込みにしました。
他の部位は熟成してから随時。
味わいはどうなんだ、って気になるところですが、食べてもらわないとなんともかんとも。文字で料理を表現するのは野暮ってもんです。
料理とは表現方法として完結してますから、文字に変換しても本質的な魅力は伝わりません。
食べたか食べてないか、ただそれだけの話。