2019年08月28日
- 弟子が鹿児島で農家料理人やっておりますが、その畑で獲れたんだそう。
今は狩猟期間ではないけれど、畑に出る獲物は罠を使って獲ります。
有害鳥獣駆除ってやつです。
この時期の猪や鹿は結構美味しいです。
寒くなると脂も乗ってきますが、発情して匂いもキツくなるので、難しい肉質になってきます。
今回はワザワザ綺麗に掃除してピチピチの状態で送ってからました。
少し寝かせてから色々やりますね。
そうそう、店のエントランスにイノシシの毛皮を飾ってます。
フェイクではなくリアルなファーです。
月曜日は良いうねりが入るぞ、との事でオヤジサーファーズ集合。
綺麗なうねりはあるものの、先日の台風で海底の地形が変わったのか、割れる寸前で割れない。
割れそうで割れない。
業界用語で波がブレイクするかどうかのことを割れる、割れないと表現します。
波のパワーのピーク、要するにサーフボードを押し出す力は崩れ始めるポイントが一番強いのでそこに向かって一斉に移動するのです。
しかし、今回の波は崩れそうで崩れない、割れそうで割れないのです。割れなければどれだけパドリングを頑張っても波には乗れません。
ショートボードは小回りが利くぶん、浮力が少ないのでパワーのある波を捕まえなくてはなりません。
これが台風になると、ブレイク大安売り状態で遥か沖から割れまくって荒れ狂った波が到来するので、サーファーは台風の海に入るのです。
先日も鵠沼でサーファーが一名亡くなりました。初心者だったとの事です。
しかし、初心者はリスクをとってデカい波に挑戦しない限り初心者のままです。
何がヤバいのか、どういう状態がヤバいのか、イケるのかイケない波なのかの線引きは自分の身体で経験し、リスクとチャンスを図る自分のモノサシを作ることです。
結局、常にもっとデカい波に乗りたくなります。
要するにドラックみたいなものです。