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2019年08月22日

誰か食べてみますか?

 

ニンニクと塩だけでマリネしたヌートリアをコンフィしてます。

 

ネットでヌートリア調べれば画像出てくると思いますが、そうです、ヌートリアとは巨大なネズミです。

カピバラとかビーバーとかあの辺の界隈の住人です。

 

おそらく、ヌートリアを食べられる店は無いんではないかな。

 

 

日曜のイベント分には多すぎるので、少しウチで出すこととします。

もれなく、ヌートリアのコンソメも一緒に、サマー・ハッピー・ヌートリア・セットとして、欲しい方には頭蓋骨もあげます。

数は少ないので、無くなったらすいませんね。

問題です。

これはなんでしょう?

 

 

パプリカ?

スモモ?

りんご?

トマト?

 

これだから料理は面白い。

ヌートリア

今現在、私の冷蔵庫の中にヌートリアなる食材がマリネされております。

これはサバイバル登山家の服部文祥さんが仕留めたものです。

知る人ぞ知る服部さんは私の憧れる登山家のひとりで、近代的な装備を持たず(時計や電話、テントなど)食べ物も山で銃で鹿を仕留めてながら山に登るという独特のスタイルを続けている方です。

そのご自宅に伺って仕留めた食材をもらい、それで料理を作って日曜日のイベントでお出しします。

https://store.tsite.jp/shonan/event/shop/8597-1435100729.html

 

鹿の頭蓋骨や肉、ヌートリアの肉、いろんな骨を使って、さてどうしようか、という今日この頃です。

 

ヌートリアって初めて触りましたが、私の好きな家禽ウサギとそっくり。肉質も味わいも非常に似ています。

私も狩猟免許あるので、鹿やイノシシだけでなヌートリアをとってみようかと思います。しかしながらビジュアルがかなり特殊なパターンなので自宅には持ち込めないだろうな、と。

 

まだ若干のお席はあるようですので、日曜日に海に行くついでに是非。

私もただのファンとして座ってトークを楽しみたいと思います。

 

端境期

ちょっと嫌なことがあり、シクシク泣いててブログをさぼりました。

まぁ、こんなブログを楽しみにしている人なんていないでしょうから、どっちでもいいんですけどね。

 

沢山人参を植えました。タネを蒔きました、というほうが正しいか。

今は夏野菜を蒔くには遅いけど、秋冬野菜にはちと暑すぎる。

なので少し土を休ませておりました。

具体的には雑草をビュンビュン伸ばして刈ったあと、草を畑に放置して緑肥にします。

畝に覆いかぶさった雑草の表面は干し草になりますが、下のほうは湿ってグチュグチュになります。そこはダンゴムシとかミミズとかカエルとか得体のしれない虫が大宴会を開いています。これを土の中に鍬で混ぜ込んでいくわけです。

深く掘り、下の土と上の土を入れ替えるのですが、その時にこの緑肥を埋めることで土が豊かになります。この段階で有機栽培ならばボカシや液肥、牛糞などを入れることで生育が早く、ストロングな土になりますが、まずは畑以外のものを持ち込まないというナチュラルな自然栽培でやっています。

原理主義的には耕すことすらも自然ではないということで耕さない不耕起を自然栽培の定義としますが、私にはハードルが高すぎます。

早速、畝を作り直して人参の種を一直線に蒔いて土をかぶせて終了。

真っ黒くて良い土です。

そんなことをしていたら、シクシク泣いていたこともどうでもよくなりました。

車の中に携帯も財布も置いて一人で一心不乱に土を触ることは何か一種のカタルシスを得られるのではないかと思うのです。

今は端境期で蒔ける種といえば大豆か人参くらいしかないのですが、自然の摂理の中ではそれすらも与えられた自由のように感じます。