2019年08月18日
新書
民主党政権時代に農水大臣だった山田氏の新書です。
出たばかりのホヤホヤ。
私は2度ほど山田さんにお会いする機会がありましたが、気さくで優しい方ですが、ぶっとい芯がある政治家だなぁと圧倒された思い出があります。
それからも全くブレず、本当の意味で日本の農政に危機感を持つ数少ない政治家でしょう。
日本の農政は結構深刻です。
結局ウヤムヤに安倍が揉み消した森友学園問題の最中に通された種子法廃止について多くのページを割き、そこから地続きである遺伝子組み換え食品とゲノム編集食品の違いをわかりやすく解説し、諸問題は外交と貿易のカードとしてアメリカはじめとする諸外国に売り渡される現実があると問題提起します。
読めば読むほど憂鬱になり、安倍政権の体裁の引き換えに日本を世界のゴミ箱、世界の実験台にしようとしている横暴さに辟易し日本人として恥ずかしく思います。