2019年05月11日
なんて言ったらいいんですかね。
動物的な勘?
いや、動物は料理しないから動物的ではないか。
経験値か?
頭の中でルセット組んで、実際に食材組み合わせてアレをこれだけ入れるとこうなるからアレをああしてこうすると恐らくこんな味わいになるだろう、食感がつまらないからコレをこれだけ入れたらあんな感じになるだろうな。
という、シャルキュトリー のルセットをアトリエから来たヒョッコリハンにアドバイス、というか最近ターブルのテリーヌが面白くないから、これをやれ、という指示出しでした。
ヤツからルセットが送られてきた時点で、既に美味そうではない。
サンプル食べても普通。
わざわざ買いに行くクオリティではない。
これは私のテリーヌではない。
もっと面白いモノを作れ、と抽象的な指示してもそういう事を言う上司は嫌われますので、仕方なく私がルセット起こして作らせます。
フロマージュでもクセのない白カビ系から、クセのあるシェーブルやブルーもありますし、チンコみたいな匂いのするウォッシュ系まで多種多様。
チンコ系のウォッシュなんて好きな人しか買わないけれど、国見さんの奥さんには堪らないのかもしれない。
それでいいのだと。
当たり障りないテリーヌは既にある。
しかし、上級者向けのテリーヌをデパ地下で買えたら素敵じゃないか。
それこそがウチの存在意義ではないか、と。
という事で、近いうちに、プロ向けのテリーヌがターブルに並ぶことになります。