2019年04月06日
次のメイン料理
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大変失礼ながらTシェフにモニターとなって頂きまして、ドーンと仕上げました。
仔羊のパイ包み焼きです。
ホロホロ鳥と構成は同じですが、火の入れ方はちょいとコツが要ります。
サイズがデカイので途中で休ませてからもう一度オーブンで焼くという工程が入ります。
中がどうなってるのか開いてみるわけにもいかないので、完全に勘、
言い換えれば、一か八かの一発芸です。
端っこと真ん中では火の入りが違ってくるので、余熱をどう回すかはキャプテン翼みたくボールと友達に的な、言うならばオーブンとマブダチ、もっと行くと仔羊ロースと愛し合わなくてはいけないのです。
こんな事を本に書いたら完全に頭おかしい変態コックとして末代までの恥さらし、爺さん婆さんと同じ荻野家の墓に入れてもらえないので書きませんでしたが、美しい料理とはそういうものです。