2019年03月31日
質問を受けました
ホワイトアスパラガスは剥いた皮も一緒に茹でるのに、グリーンはどうして一緒に茹でないんですか?
とのこと。
え?
アスパラガスの皮を一緒に茹でるってどういう意味があるんですか?
と、逆質問してしまいました。
ネットで検索すると出るわ出るわ、剥いた皮とアスパラガスを、一緒に茹でてね説。
一体誰ですか、こんな事を言い出したのは。
こんな事に何の意味も無いです。
挙げ句の果てには茹で汁に漬けたまま冷ますとか。
それじゃクニャクニャで私のチンコみたいになっちゃいますよ。
フランス料理の都市伝説として、アスパラガス茹でる時に紐で何本か縛って茹でる説も未だに蔓延ってますね。
これも意味ないです。
てか、紐で縛った中の方のアスパラは火が当たらないから火通りにムラが出来ますよ。
昔、紐で縛る説をフランス人キュイジニエにした事がありましたが、答えに困ってました。
こうやって教わったからそうしているだけだ、と。
細くて柔らかいアスパラガスなら皮を剥かなくても良いし、剥くなら頭から10センチより下を薄ーく剥いて下さい。
一般に売られているアスパラならほとんど白でも緑でも剥かなくても良いんじゃないでしょうか?
フランスの極太モノは流石に剥きますが、それでも下の方の超硬そうな所だけですよ。
アスパラ曲げて折れる所から上が食べられる所、って意味不明な説を唱えてるのもありましたね。
何を良しとするかは自由ですが、せっかくの材料が台無しになってしまうのはもったいないなぁと。