2019年03月28日
沈黙の春
鵠沼の川沿いは既に桜が咲いてます。
去年は海水温が異常に高く、6月でもサーフパンツでサーフィン可能という異常事態。
こりゃ猛暑と大雨だ、と言っていた私の予言は大当たりでした。
さて、今年はどうなるやら。
値上げの春です。
残念ながら、ウチの5800円という価格帯では仔羊の骨つきロースが使えなくなりました。
今までギリギリのラインで血を出しながら頑張りましたが、もう無理です。
ですので、今後は特別コースとかそういう感じでないとキャレダニョーを出せません。
東さん、すいません。
来月からいろいろなものが値上げになります。
ジリジリと値上げされているものの、値下げってのはワインくらいしか見当たりません。
関税撤廃や段階的な減額措置においても、例えば乳製品は総合的な割り当て分が毎年決まっており、それからはみ出した分は適用外です。
なので、建前としては下がる、無くす、ということになってますが、その影響はかなり限定的です。
食材に限らず、各所からの締め付けも厳しくなって来ており、レイチェルカーソン風にいうと業界的にぐうの音も出ない沈黙の春です。
一流品をカジュアルに、という私のコンセプトは根本的に無理な時期にきているようです。