2019年02月16日
きたきた!
待ちに待った新刊。
一番好きな作家さんです。
私の場合、何度も読みたい本は紙ですね。
ただ、なんとなくですが、愛犬家は読まないほうがいいような気がします。
この人の冒険記は全部読みましたが、中でも犬との冒険は壮絶極まる内容でしたし、遠征地に住むイヌイットの犬に対する扱いなども日本人のそれとはかけ離れた考え方でした。
彼らイヌイットにとって犬とは家族や愛玩動物ではなく、犬ぞりはじめとする生活の為の道具であり、ただの家畜なのです。
この本は白夜の逆、一日中太陽が昇らない極夜への旅の準備段階での色々な考察を記した本です。犬に関する記述が3分の1を占めており、その内容はかなりヘビーだと思います。