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2019年01月24日

エンペラー降臨

 

なんと、660gのイベリコ豚。

 

切り身というよりはもはや肉棒でした。

 

召し上がったのは、自己否定するかのようなチーズマンご本人。

 

流石の一言。

 

いやー、なかなか彼を超えるクレイジーな胃袋は見つかりませんねー。

 

 

 

 

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接待登山が効いたのか、山仲間のキクチさんがイベリコロース1ポンドのリクエスト。

 

さすがです。

 

まあ、私が楽しんでるだけなんで気にしないで下さい。

 

450gとなると、昨日の考察から2枚で焼いた方が旨い気がします。

 

自己申告して頂くと、私の押し付けでお客さんを苦しませることもなく、食べきれないという状況も少なく出来てなにかと良いのではないでしょうか。

 

 

さて、そこからの食品ロスの話です。

恵方巻きが食品ロスの槍玉に上がってますね。私の友人もこれに関して記事を書いたり、久米さんのラジオに出て意見を述べてました。

 

テレビがないのでどういう風に報道されているかわかりませんが、農水省が恵方巻きのロスを少なくするために業界に通達したらしいですね。

役所はいつもやることが中途半端です。

恵方巻きにしても、なんの拘束力もない通達出しただけで農水省は仕事した気になってると思いますが、本気で日本が置かれている状況を考えるなら、フランスみたいに食品ロスに対してペナルティ方式、逆にイタリアではペナルティではなく、ロスりそうな食品をフードバンクなどに寄付する企業に対しては税制優遇するというインセンティブ方式など採用する段階にあるのではないかと。

 

日本独特の商習慣として明らかにおかしい3分の1ルールも存在しており、そのハードルを越えて小売に置いてもらうには保存料など入れて賞味期限を伸ばすことが不可避、ターブルオギノが直営店しかないのはそういう理由です。

 

 

もはや、ここまでこじれた流通や加工品事情、消費者意識をひっくり返すのは法律で縛る以外に考えられないと私は考えます。

海洋資源の保護にしても同様です。

 

 

 

そもそも、食べ物を勿体無いことするな、というのは役所に言われるような事なのか、と情けないような話でもありますけどね。

 

あと、気になるのは関西の恵方巻きの風習を全国的にやるのはおかしいって論調です。

よさこい祭りの後に阿波踊り踊ってハロウィン終わってボジョレー飲んだらクリスマスケーキの一週間後に御節を買い求め、七草がゆを食べた後にサロンドショコラに行ってバレンタインにチョコレートを贈る私たちの国民性、煽るメディア、そうでもしないともはや経済が回らないという事を置き去りにして恵方巻きの文化を駆逐するってのはどうなんですかね?

単一民族国家のふりして多文化主義というのはそういうことです。

 

日本は世界一、ベストセラーが出やすい国なのだそうです。

モラルが守られるマナーの良い国、というのは裏を返せば同調圧力に弱い群れやすい国民性、マイノリティを排除しやすい国とも言えます。

 

誰しも必ず生きている限り食事します。

恵方巻きに端を発して、食品ロスの問題を国民みんなで考える必要性は日に日に増していると思いますが、食品ロスという事の源流には前年を上回らなければならないという青天井とも言える経済成長思想があります。

少子化もそうですが、人口や経済がずっと増え続ける事は出来ない資本主義の限界点に来ているということを意識しなくてはならないと思うのは間違いなのでしょうか。