2018年12月02日
イノシシと血のパテです。
子イノシシの肉、脂、レバー、心臓、豚の血からならパテです。
レーズンとキャトルエピス効いたフランスのカンパーニュ臭プンプンのテリーヌですね。
本当はイノシシの血でやりたいところですが、イノシシは射殺する際、絶妙な場所を狙って落とし、心臓は動かしたまま頸動脈を切って放血します。
心臓動いたままだとポンプの役割でドバドバ出てくるわけです。
血を一刻も早く出さないと肉に血が回って質が落ちます。
その時の血は沢に流します。
冷やさないといけませんしね。
非常にフランス料理的なテリーヌ、来週からいきます。
これは旨いですよ。
ほとんど、頂き物で生活出来てますね。
なんだかんだとお祝いやお土産でお菓子、お花、Tシャツ、マフラー、ザック、ランニングシューズ、コンプレッションタイツ、帽子、自転車ジャージ、パタゴニアジャケット、ボクサーパンツ、石田ゆり子の本、腹筋コロコロローラー、エプロン、折りたたみ傘…
みなさま、本当にありがとうございます。
先日の誕生日、カミさんから何が欲しい?
と、聞かれて答えられませんでした。
こんな幸せな事があるのでしょうか。
頂いたお花はドライフラワーにして1年飾らせて頂きますね。
今後は是非とも手ぶらでお越しください。
本当に。
で、頂いたものを大事に大事に使っていきたいので、カミさんに欲しいものとしてリクエストしたのが
ソーイングセットです。
針と糸とパッチとかがセットになってるやつ。
どこか破れても縫って使い続けようかと。
店でみんなが使ってる業務用エプロンも過酷な環境で何度も洗っているので、ポケットや紐のところがほつれたり破れたりして来ました。
使えるうちは私が縫ったりパッチを貼ったりして限界までいきたいと思います。
皆様から頂いたシャツやパンツ一枚、靴下片方だけであっても、文字通り擦り切れるまで使わせて頂きます。
完全に擦り切れたらキッチンの掃除して成仏させてからゴミ箱に送ります。
昔、完全にケツが出て、もはやパンツではなく、ただの当て布になっているにも関わらず履き続けてる猛者は、今鎌倉で大人気レストランやってます。
Tシャツ1枚作るのに真水を2500リットル使うそうです。
コットン育てるための水、洗うための水、染めるための水、そして日々洗うための水。
牛や豚や野菜を育てるにも大量の水を使います。
目に見えない水に感謝し、皆様の愛に感謝する意味でも大切にしたいのです。
使い続けて愛着あるシンプルなモノに囲まれるのは気分が良いもんですよ。