2018年11月20日
のんびりと
何かするわけでもなく、ご飯作って食べて、畑行こうかと思ったけど、やっぱ昼寝して本屋行って、家で子供と遊んで、風呂で本読んで、トイレで太くもない普通のウンコをブリブリとした1日。
本は未読本が5冊以上、車でスタンバッているのに、また買ってしまった。
coyoteと言う旅とかアートとかの本。
transitと並んで、私が欠かさず買ってる季刊誌。
この空気感が大好き。
そして、今更だけどバンクシーをキチンと勉強したくなって、関連本を3冊ほど。
欧米では一番有名なグラフィティアーティストだけど、日本ではあまり知られてないのは作品が無いからか。
バンクシーは天才だと思う。
私なりに考察を深めてから。
とにかく、壁と言うパブリックな対象にゲリラ的な手法で強烈な風刺の効いたステンシルを施し、発見され、拡散され、挙句に行政にそれが消される事も織り込み済み。
その刹那的な作品性や、おちょくっているとしか思えないような仕掛けは資本主義や美術界的権威に真っ向勝負するのではなく、内側ギリギリの所に入り込んで上手く利用する事で、更に価値を上げている。
これも最初から仕組まれていたと言うことが天才。
一体、どうすればこんなアイデアが湧き出てくるのだろう。
作品を作ることが目的ではなく、そのメッセージ性が拡散し、希少性も相まって受け取る側に強烈な問を突きつけるまでが作品なのだろうと考えると、益々天才としか思いない。
そして、天才は金の為に行動しない。
天才は強くて優しい。
私の近くにも、沖縄でトンカツのような巨大エビフライを食べてる黄色いファサードの天才がいるが、やはりぶっ飛んでいる。
あんな人にオマールエビの尻尾とか出せない。
常識を簡単に破壊し、それを飛び越えた旨いものを軽々と作ってしまう。
創造主とは破壊の神なのだ!
と、言うような事をピカソが言ったとか。
ちょっとニュアンス違うか。
いいなあ、天才は。
まぁ、私のような凡人には、こういうなんでもない1日ってのが、人生で一番幸せだと思うのです。