2018年11月16日
撮影
NHK、きょうの料理 ビギナーズという五分番組のテキストでした。
先日は本家きょうの料理のテキスト撮影でした。
年明けたら番組収録です。
まあ、別に通り過ぎれば忘れてしまう様な話なのですが、
最近レシピの算出などを多くやりますんで、感覚的に昔よりも料理のレシピが緻密に詳細を書き加えなければいけない空気になっているような…
切り方はざく切りで〜
量はざっくりこのくらいで〜
サッと炒めて〜
というのが許されないと言いますか…
何ミリにカットして、何秒炒めて、何分沸騰させるのか、
テフロンのフライパンにステンレスのヘラは使っていけない、
ガラスの蓋するときは、ズラすと割れるかもしれないのでピッタリで、
みたいな緻密なレシピが必要になっているような気がします。
これって編集サイドからの要求ではなく、最終的な話として、視聴者からの要望やクレームが積もり積もって今に反映されているんですね。
そんな事もわからないの?
って言いたいんじゃないんです。
なんだか、余りにも窮屈と言いますが、レシピ通りにやらないといけないって言うキツキツな感じで作っても面白くないんじゃないですかね?
何事も楽しくないと続かないと思うんですよ。
勿論、ビギナーにはわかりやすく、って思いますが、何においてもこうあるべきだ、こうせねばならぬ、みたいにあんまり決まり事ばかり作るとつまらなくなるのは私だけでしょうか。
最初から完璧求めても疲れるだけ。
別に出来たものが不味くてもいいじゃない。
また違ったやり方でやってみれば。
それはそれで楽しい。
楽しくやってれば、そのうちいい塩梅って感覚がわかります。
楽しくないと続かない。
テキトーに楽しく手を抜くってのも、たまには良いものですよ。
なんだか最近の一般向けのレシピ本は結果的に、
面倒だけど作らなきゃいけないから、とりあえずこの通りにやれば誰でも簡単に作れるよって感じになっているような気がしてなりません。