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2018年08月15日

さて

 

帰ります。

 

アリバイ作りのの為に写真撮影。

鳳凰三山接待登山

あまりにも疲れて、火曜日の接待クライミングに寝坊してしまいました。

 

H島さん、すいません。

 

日曜のディナー後に、山をやりたいというお客様を連れて韮崎に速攻で移動、青木鉱泉に2時前に到着。

 

今回がガチ登山初めてとの事だったので、八ヶ岳あたりにしようかとも思いましたが、せっかくなので本格的な山にしました。

 

私が前回敗退しているのでリベンジの意味合いも込めて。

結果的に最初にしてはハード過ぎる登山となりました。

ここ登れたら、だいたいどこでも行けますね。

 

今回は成功体験積ませるべく研修の一環としてウチの新人も2名参加。

 

 

 

 

青木鉱泉で仮眠を試み、お茶を濁す程度に軽く目をつぶってみるものの、寝られるわけもないのでヘッドランプつけて早速登山開始。

 

 

前回、マーキングが消えていて遭難しかけた沢も今回はバッチリマーキングあって無事に渡渉。

 

 

画像にするとショボいですが、結構スケールデカいです。

実は沢登りに興味があります。

 

この辺りから急登が始まります。

なかなかの登りっぷり。

 

鳳凰小屋まで4時間くらい。

そこからピークまではたった1キロなのに1時間かかりました。

 

頂上直下の石灰岩のザレ場は全く進みません。

なんだこりゃ!

 

そしてなんとか登頂。

 

 

 

力道山の朝勃ちのような、通称オベリスクと呼ばれる巨大な石が鎮座する山頂。

 

もはや神の所業としか思えない、ある種異様で圧倒的な景観。

 

日本人の宗教心の根源である山岳信仰の一端が理解できたような気がします。

征服者じみたヨーロッパとの大きな違いですね。

 

これだから登山はやめられない。

 

地蔵岳は子宝の山としての顔もあり、すぐ横には地蔵がたくさん置かれた賽の河原があります。

何十体もの地蔵が置かれており、荘厳である種の異様さを感じます。

 

子を望む者が地蔵を持ち帰り、無事に子が生まれたら2体にして戻すと言う言い伝えのある山なのです。

 

そこから観音岳、薬師岳に縦走。

 

この辺りからガスが出始めたので、やばいなぁと思ってました。

 

 

帰りは中道ルートを下山。

 

これが長いのなんのって。

 

そして、下り始めて1時間ほどすると雲の中に突入、雨が降り出しました。

 

そこから登山道は濁流になり、下山するまでの2時間はシャワーのような猛烈な雨に打たれ、危うく低体温になるところでした。

 

13時に青木鉱泉到着。

 

ガクガク震えながら風呂に入って身体を解凍。

 

コースタイム15時間半を9時間ほどで降りてこられたので、接待登山としては早い方かと。

 

 

新人君も初登山でハードだったのに、若さで押し通して大満足の様子。

 

 

いやぁ、山って良いですわ。

 

 

で、この記事を仙台に向かう新幹線の車内で書いているヒマな私。

 

これから仙台に日帰り出張です。

ディナーまでに戻ります。

私の新たな挑戦のお仕事。

 

デパ地下惣菜店のコンサルティングです。

 

これからはこういう仕事が増えていくのでしょう。