2018年06月10日
レトロポークの生ハム
orWASTEのグルメライドにて、青森県大鰐町に伺ったとき、山奥で生ハム作ってる親子がいるよ、とのことで見学させてもらいました。
お話伺うと、長谷川さんのところで住み込みの修行をしていたとの事。
一気に距離が縮まりました。
長谷川さんのところで養豚を学んだと言うことは、オーガニック養豚であるということです。
餌には食品廃棄物を有効利用し、白神の湧き水と広大な放牧地で育った健康的な豚です。
モモ肉は塩漬けし、廃校になった小学校の音楽室で乾燥と熟成をしています。
環境負荷を抑え、理想的な食サイクルを実現された三浦さん。
味わいは青森で頂いた力強い味わいそのままです。
こんなに旨い生ハムが国産であるなんて…
やはり青森県はクレイジーですね。
何を食べるのか?
どこで買うのか?
その食べ物はどこから来て、どうやって作られたのか?
それを知る事はとても大事な一歩です。
何かを食べることは同時になにかを殺して、何かを壊しています。
自然が回復するスピードより消費が遅ければ持続可能な活動だと言えますが、今の経済活動にそんなものはありません。
だとしても、少しでもより良いものを選択し、残していくことを考えて生きたいものです。
有り難いことに、そういうモノって美味しいんですよね。