2018年03月02日
絶対王者に興奮気味の島本です。
シェフのいうところのウンコの話なんですけど
先日お電話にて「3月の8日のディナーの席の空きの席はございますか?12名なんですけdo?」
と問い合わせがありまして、、、
(12名はジャーマネとしてはおいしいけど周りはみんなアレ食ってるしなぁ~~)
とウサギを恨みながら・・・あぁ失礼いたしました。
崇めながら「すいませんの、あの、のの、8日の席の空きの竹のジョーはございますのですのがの、、、この日は10,000円の特別のコースのみのご案内となりまして、そちらはご確認いただいておりますでしょうか?のぉ?」
と紳士的なオーラをビンビンに放ちながらお伝えしましたところ
「どんなこーすですか?」
(んっ?いいの?10,000円のコースだよ?えっマジで?)
この時ばかりは野ウサギのクソ!うんこめ!と思いましたがもともとウンコでした。
「いや~、あの~のの~の、ノ、野、野ウサギです」
「じゃあ、みんなで野ウサギ食べればいいんですか?」
(いや、12人でウンコなんて地獄絵図か最後の晩餐だろw)
「そうですねぇ~芸術的ですねぇ~」
てな感じの おのののか ばりの豊満なバディの方とのやり取りがあったんですが
やっぱり、埋まるはずもなく。
12人はおろか2名様の御予約もなく1名様の御予約が多いので
テーブル席ので良ければ1名様の御予約をとれるように設定を捏ねくり回しておきました。
Webからバンバン、ご予約下さい。
貧乳好きな島本でした。
基本的にジビエとトリュフは相性良くないです。
何でもかんでも入れりゃいいってもんでもないのです。
フォアグラは抜群です。
どちらかというとトリュフは白身の肉に合います。トリュフを食べさせたいのなら、鶏肉が、いちばん
例外が一つだけ。
野うさぎの土っぽい鉄分にトリュフの土の香りを合わせます。
これが同じ四つ足でも鹿とかイノシシとかではダメなんですよねー。
とりあえず何でもトリュフぶっかけて単価上げようとする人いますけど、トリュフが勿体ないです。
そして野うさぎに使う場合、あくまでも調味料として胡椒や酒と同じ考え方でトリュフの香りを添えるくらいで良いのです。
その辺の足し算の仕方や強弱ってのがフランス料理の真髄だと思います。
人数変わったりして、お席があります。
今日から魚料理が二皿目に入ってきます。
今日はイトヨリにアーモンドをくっ付けて焼いた、私の得意とするフレーバーくっ付けスタイルの魚料理です。
胡麻つけたりハーブつけたり色々楽しいのが魚の魅力ですね。
お電話お待ちしてます。
ダヴィンチ・コードや天使と悪魔、そしてインフェルノという名作を世に送り出した作家のダン・ブラウンの新作が発売されました。
山崎豊子と並んで私が一番好きな作家かもしれません。
映画化されたものも多いですが、映画は本質的な部分を切り取ってしまい、全くもって作者の意図とは違う、ハリウッドらしいエンターテイメントな結末になっており、配給会社に騙されてポップコーンボリボリ食いながら映画館で観るべきものでも、配信でケツをボリボリ掻きながらリビングのソファで観るとしても、その必要は全く感じません。
特に悲惨だったのはインフェルノと天使と悪魔です。
ロン・ハワードは何を思って、この作品をあんな風に作り変えてしまうのか?
原作の意図はもっともっと深い。
インフェルノは過激思想による人口爆発への処方箋を通して人間の存在意義を見出し、
天使と悪魔は、宗教と科学の融合という壮大なテーマです。
どの作品もキリスト教に対する客観的な視点が貫かれ、その解釈は読者に委ねています。
絶対に原作を読んでほしい作家のひとりです。
今回のテーマがなんなのかわかりませんが、ページをめくらせる駆動力は随一です。
ああ、また寝不足になるわ。
なんでしょう、このウンコみたいな無駄な時間。
某マゾン・フレッシュにニコニコしながら納品に行ったら、
お前、待機。
とか言われて、近所迷惑だからエンジン切ってね、寒いけど我慢してね、とウンコみたいな警備員に恫喝気味に言われてちっこい車の中でシクシク泣きながら待ってます。
あまりにも暇なので、ブログ書いてます。
ウンコといえば、今日ウサギにメスを入れました。
正確には皮むいて内臓引っ張り出して足とってあばらから背骨から全部とってペローンと一枚の長方形の肉にしました。
足はマリネして明日お腹に詰めて骨を炒めて作った煮汁でコトコト煮込む訳です。
途中経過としましては、全部で6羽いるウサギちゃんのうち、3羽をバラしたのですが、まあまあウンコみたいな感じでした。
去年と同じくらいのウンコ臭ですね。
内臓類もまだピカピカでした。
これが行くところまで行くとトロトロに溶けてます。
その時の匂いたるや…鼻が曲がるどころか、目に来るというか、脳に来るというか、人間としての尊厳が関わるとか、良心の呵責とか、料理人としての倫理観、冷静と情熱のあいだ、食べ物と生ゴミのあいだ、直腸と肛門のあいだ…
なので、来週8日にお越しになる皆さんは、程度でいうとまあまあウンコです。
残ってる三羽は再来週まで放置なので、さらに熟成が進むと思われます。
15日のブツは、かなりウンコ、いや相当ウンコ、もっというとウンコそのものでしょう。
直腸にとどまっていたものが外界に出てしまったかのようなそのものである訳です。
8日のリエーブルロワイヤルはストロングタイプ、15日はクレイジータイプとでもいいましょうか。
あ、アマ某ンの納品ドアが開いた!
あまりにもウンコウンコと書くからまだお席両日ともあります。
すでにいただいているご予約も、ほとんどがお一人様予約という異常事態。
まあ、フェチに近いと思いますので仕方ないですが、ご予約おまちしてます。
私の第二の故郷。
登山、自転車、スキー、MTB、キャンプなどアウトドア好きにはたまらないエリアです。
東京から車で2時間弱ってのも魅力です。
八ヶ岳から南西に30分も行くと南アルプス山脈も鎮座しており、特に山好きには堪らない場所でしょう。
今年、八ヶ岳で一番有名な登山口である美濃戸からほど近い場所で、アウトドア人の溜まり場飲食店を仲間とやることにしました。
なんという贅沢な仕事でしょう。
ゴールデンウィークには形にしなくては、と思っていますが、本格的にやれそうなのは夏休み頃ですかね。
サーフィンが好きで海が近いという理由で湘南にお店を作ってしまいましたが、今回は山が好きすぎて八ヶ岳でお店をやることになりました。
場所は八ヶ岳の中腹なので、圧倒的な景色が楽しめると思います。
詳しい事は逐一ご報告します。
今年はぎっくり腰から始まって、おまけに凶を引き当てた何やってもダメな年と覚悟してましたが、結構イケてる年かも。
今日はそのキックオフ。
とりあえず、来週現場に行ってきます。