2018年02月24日
特注品
鶏胸肉にフォアグラとトリュフを詰めてパイ包みにしました。
ソースもトリュフです。
こんなの食べたら枕がトリュフ臭くなりそうです。
チーズとドライトマト、バジルを巻き込んだ仔牛のロースト。
春っぽいとか夏っぽいとか。
プラリネのクリームを挟んだリング状のシュークリームです。
せっかくレストランで出すので、直前にカリッと焼いたシューにクリーム詰めます。
ミルクアイス添えて
屑肉や骨を貯めておいて、私がシコシコと隠れてデミグラスソースを使ってます。
そして、そのデミグラスソースを使った直球ど真ん中の洋食を作ります。
あ、賄いですよ。
今日は王道のハンバーグです。
旨そうでしょー
火曜日は貸切となってまして、水曜〜金曜日の平日にお席あります。
ウサギがゴイスーなオイニーを放ち始めました。
まだまだ、これからですよ。
ここからがグッと我慢。
いつも限界かな、と思いきや全然香りが乗ってなかったというら繰り返し。
今回はギリギリまでいきます。
ビビったら負けです。
昨日、川崎で最後の仕事を終えて帰路につこうとした瞬間。
ヴォーン!
と、メチャメチャうるさい爆音改造バイクが、家に早く帰りたいボクちゃんの目の前でノロノロと蛇行してるではありませんか。
カッチーン。
夜中の12時過ぎですよ。
これは許せん。
暴走族と思いきや、お行儀良く信号で止まるんですよね。
なので車から降りて、直接うるせーよ、と言いに行きました。
若い小僧かと思ったら、私と同じくらいのオッサン二人組なのです。
いい歳こいて、こんな事やって何が嬉しいの?バカなの?
って、言って走り去りました。
あんなヘタレにビビったら負けです。
別に正義の味方を気取る訳ではないのですが、ああいう人のこと考えない残念な人は見ていられないのです。
若かりし頃の後悔と反省も込めて…
2018年02月23日
女子が大好きな白子。
可愛い子ちゃんが数あるメニューから白子をチョイスすると、おじさんモッコリ。
おいおい、そんなにお口にいっぱいに…
よ、よければ、僕ちゃんの白子も…
と、いつもの妄想癖がモッコリ。
値段が下がって来たので、前菜ポジションでいきますね。
料理法は説明しなくても良いですよね。
バイシクルクラブ四月号に、なんと8ページブチ抜きで掲載されてます。
アマチュア最強レーサー、当店のロゴもジャージに入れてくれているチーム・ロッポンギエクスプレスのボス、高岡選手を倒すぞシリーズの食事編です。
どんな練習をすれば高岡選手を倒せるのか!
素人のわたしにはわかりません。
が、しかし一つだけ言えることは
高岡選手が食事に相当気を使っていて、それを楽しんでいるのは間違いないです。
私は栄養士ではないので厳密な栄養計算をしているわけではありませんが、大事な事はそれがまずは旨いものであり、楽しみであり、ご褒美なものでないと続きません。
そして肌感覚で自分が追い込んだトレーニングした時に食べるであろうバランスの良い食事をお出しするようにしています。
炭水化物よりもタンパク質、当たり前ですがプロテインやサプリメントよりもリアルフード。
追い込んで破壊した筋肉の再生と超回復を促すには良質な食事を少なくとも1時間以内にとりたいものです。
そう、身体が喜ぶ食事を摂るまでが練習なのではないでしょうか。
フランス料理は糖質が低いので、アスリートにはもってこいであることはあまり知られていません。
フランス料理をご家庭で作ることはなかなか難しいので、今回は鶏胸肉を使った簡単料理をプロセス付きで超丁寧にご紹介しました。
私の鶏胸肉本にも載っている料理です。
来月19日に筋肉本の新刊が出ますが、そちらも参考にしていただけると有難いです。
ちなみに高岡選手はランチ前に200キロ走ったり、ヤビツ峠2本登ってからウチのお店でエアーズロックみたいな肉と野菜をたくさん食べてサッと帰ります。
簡単には勝てないと思います。
口当たりマイルドなホイホイ記事書いて”いいね!”を狙いに行く私のヌルいSNSとは違い、このブログでは本性丸出し、本音モロ出しが魅力ではないか、と勝手におもってます。
双方向コミュニケーションではない一方通行なヘタレブログですからね。
見たくなきゃ、ブックマークから削除してもらって良いんです。
最近、私の業界でザワザワしているトピックとして、安心安全とは何か、という議論があります。
例えば添加物に関してです。
ウチの惣菜やシャルキュトリーは科学的な添加物入ってません。
発色剤使ってませんとか、保存料入れてませんとか、そういうことを書くことが消費者に添加物を使う事があたかも良くない事であると誤認させるから自粛しろ、という通達が役所でもないウンコみたいな協会からありました。
添加物は動物実験を経て安全性が確認取れているから安全だと言うわけです。
しかし、身の回りにある冷凍食品やパック惣菜や安売りソーセージの裏を見てもらえばわかる通り、ありとあらゆる科学的な添加物のオンパレードです。
Aと言う添加物の使用量について豚は死ななかったから安全でしょ、って言われてもAとBとCを同じ商品に使った場合の影響って誰も知らないんですよね。
世の中には何千と食品添加物がありますが、単品での安全性は担保できても、複合的な使用に関してはなんの基準もありません。
食品添加物は鍵のついた保管庫に厳重に管理する事が義務付けられています。使い方間違えると人殺せますから。
そんなヤバいものは使いたくないし、そもそも昔はそんなもん無かったけれども保存食としてのメソッドが確立されていたからこそ、私は添加物に頼らないシャルキュトリーを突き詰めてやりたいわけです。
使ってないのを使ってないと書いて何が悪いんですかね?
そんなもん使わなくても美味しくできるわい、というハングリー精神も込めて。
そして、安心という言葉。
安心とは客観的ではなく主観的な概念であって、それを安心と捉えるかどうかは受け取る側の話です。
このソーセージは添加物入ってて全然腐らないので食べてもお腹痛くならないから買おう。
というのも安心の形であり、
ヤバそうな添加物タップリ入っているのは不安だから無添加が欲しい、というのも安心の形。
例えば私が今度買おうとしている死ぬまで乗ろうとしている車は、この時代に自動運転も自動ブレーキも自動縦列駐車可能も付いてないボロいミッション車だけど、とにかく頑丈で40万キロ走ってもビクともせず、どんな悪路でも帰って来られる世界最強と言われるもので、それが私の安心であるのです。
車に乗る以上、どんな先端技術があろうと事故のリスクはゼロにはなりません。
要するに選択の問題であって、キチンとポリシーを示して、買っていただけるかどうかはお客さんが決める話。
てか、今の時代のお客様は馬鹿ではない。
何が良くて何が良くないか知ってる人がほとんどですよ。
自分の子供に何を食べさせるか考えれば簡単に分かることなんですけどね。
春よ来い。
バッチコイ。
ただ焼いた仔牛肉も旨いですが、ちょっとだけ手間かけてボッタクリ料理にします。
仔牛肉はフランス規格のオランダ産を当然使います。
申し訳無いのですが、肉に関してはヨーロッパ最強です。
旨い食べ物を作って食いたいという対する情熱、いや執念をビシビシ感じます。
ブツッと厚切りしまして、中を袋状になる様に隠し包丁でドライのトマトとスイスのチーズを忍ばせて閉じた後、バターでソテー。
ああ、幸せ。
あ、これ、古典料理です。
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