2018年02月20日
親不知が痛い
僕ちゃん、もう今年で40歳だってのに、ほぼ毎日オカンから電話があります。
無視すりゃいいのに、毎回必ず出ます。
で、なんてことない話をされてなんてことない受け答えして、なんてことなく電話を切るのです。
最近特にウジウジしてるオカンには説教じみた話も少なくなく。
しかしまあ、自分にも息子ができて、子供とはなんと身勝手な生き物なのだろうと思います。
風呂に入りたくない、入ったら入ったでボールで遊びたいから出たくない、ウンコはトイレでしたくない、ウンコしてパンツ変えたら今度は履く前にオシッコ撒き散らすのです。
ある人は言いました。子供は山であり海であると。
どうにもならない天候の急変や台風で崩落した登山道こそが山そのものであり、いい波はいつ来るのかわからず、きたとしてもそれに上手く乗ることなどできないのである。
子供は自然そのものなのだ、と。
だから面白くもあり、悩みのタネであり、喜びなのですが。
子供は親が思った通りにはならないのですよ。
親が良い思っていても、それが子にとってベストとは限りません。
そして、大人が考える”いい子”とは大人の尺度であって、子供にゃ糞食らえなものなのですよ。
ウンコは電車でも車でもミーティングの最中でも関係なく、したい時にするし、騒ぎたい時は泣くだけです。
そんなウンコを垂らしていた私が40年経って今度は親に説教を垂らすと言うこの状況。
親の心子知らず、がしかし、子の心親知らず。
定期的に痛み出す左の奥歯がこのタイミングとは、何かのお告げか。