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2018年01月27日

出た!

 

松本清張っぽい雰囲気がプンプンします。

 

これはシステム手帳ではなく、本です。

どんな本か…

それはヒミツ。

 

お店に置いておきますので、肉喰いながらペラペラしてちょんまげ。

ヒルクライマー社長から

ハチノスのトマト煮込みが食べたいよ、と駄々捏ねられたので、どうせ作っても誰も食べないとわかっているのに、私が好きだからと言う非効率極まりない仕込みをしてしまいました。

 

お前はもう、賄いだ。

 

ケンシロウにそう言われているような気がします。

 

取り敢えず、何人か分はありますんで前菜でもクネルの差し替えでもメインでもなんでもいいです。食べたい方は遠慮なくおっしゃって下さい。

 

 

オヌヌメ本

http://filmart.co.jp/books/life/food_and_the_city/

 

実はニューヨークって行ったことないんです。

これだけ色んな所に出没しているので、驚かれますが、残念ながらないのです。

非常に行きたい。

てか、行かなくてはいけないと思ってます。

日本の流行の移り変わりは、ほとんどがニューヨークや西海岸経由だと言っても良いのではないでしょうか。

食べ物も全く同じです。

ほとんどの外国料理はアメリカ経由で日本のカルチャーになります。

もちろん、現地で修行を重ねて現地の味わいそのままを日本で作り込むことにこだわりを感じ、命懸けで取り組む人もいるでしょう。

わたしもその端くれです。

しかし、世間がそれをカルチャーとして認知するにはアメリカを飛び越して日本に浸透することはほとんどありません。

アメリカで流行っているからこそ、アメリカで市民権を得たからこそ、日本でもやっと広がりを見せると思います。

赤身肉ブームもベジタリアンもスローフードもグルテンフリーも昔のティラミスブームも何でもかんでもです。

 

では、アメリカとは何か?

この本はさまざまな食に携わる人々のルーツやストーリーありのままをインタビュー形式で、紹介しています。

 

アメリカは多民族であり、他宗教であり、移民国家であり、さまざまなカルチャーがミックスした多様性国家です。

様々な背景を持った人々がいるからこそ、スクラップアンドビルドを繰り返しながら新しい文化が産まれる場所なのでしょうか。

私はそう思ってました。

多様性こそクリエイティビティの源泉であると。

 

 

 

しかし、この本から読み取れる食を支える人々とは、どうやら違うようです。

 

 

ネタバレしてしまうので、これくらいにしておきますね。

 

読み終えたら本棚に入れときますので、気になる方は肉喰いながらペラペラしてください。

 

とってもオヌヌメ。