2018年01月06日
ケルヒャーのジェット洗浄機を買ってしまいましたよ!
無駄なものでは無いのですが、これを買う決断に半年かかりました。
店の排水溝とグリストラップを掃除するのが私の趣味でして、今の脂の固まりやすい時期に業者さんに高圧洗浄お願いすると、マジで10万以上掛かります。
一回でですよ。
こりゃあかんなと。
何事も最低限の機材で仕事をすることをモットーにしているので、ほとんどそれらしいマシーンを買う事は滅多にないのですが、ここは年末頑張ったご褒美としてポチッとしてしまいました。
掃除道具もタワシと洗剤で十分なんですよ、本来は。
グリストラップも、営業終わったあとに素手でゴミと脂を掻き出してタワシでゴシゴシしてました。
どうでもいいんですけど最近の若い奴は掃除でもゴム手袋使うのが意味不明です。
ゴム手袋が勿体ないし、別に汚いものではないのですが。トイレ掃除も私はゴム手袋反対派です。
流石にパイプの中とかはタワシも入っていかないので、どうしたもんかと悩んでました。
ああ、買っちゃった。
そして待ち遠しい。
車も窓も玄関タイルも自転車もなんでもこいです。
池尻界隈の方ならいつでもお貸ししますよ。
少々高くても節水型、しかもお風呂の水や雨水とかでも吸い込むヤツを買うあたりが僕ちゃんらしいです。
古典的な感じでムール貝のクリーム煮込みいきます。
牡蠣もデカくて美味いやつをブッコミます。
ポロネギ、ジャガイモ、カブ、セロリと貝の出汁、鶏ガラスープ、少しのクリームです。
今年はシンプルがテーマ。
肉なら肉の圧倒的な旨さをソースと共にシンプルに押し出す場合もあれば、貝と野菜の渾然一体となった旨さをシンプルに出すこともあるでしょう。
足し算料理のフランス料理において、シンプルというのは一見矛盾にも思えますが、皿の上はシンプルでも、そこまで辿り着くプロセスはとても複雑なのです。
うちのパテはじめとするシャルキュトリーもシンプルに見えますが、気の遠くなる様な複雑な工程を経た上で、あの台形というシンプルな形に収まっております。
極限まで削ぎ落として、これ以上削れない形、それを追い求める事こそが重要と考えます。
その上で何事も価格を手ごろにするというのが私のポリシーです。
手頃というのが人それぞれですので、これまた難しいですが。
年末冬休み前にギックリ腰で丸々休みを棒に振り、江ノ島神社のおみくじで凶がでた僕ちゃんに怖いものなんてございません。
半分ヤケクソです。
原価なんぞどうでも良いことは無視して、イベリコ豚の最高峰であるベジョータのタンをしこたま買ってしまいました。
タンは知っての通り、一頭につき一本しかありません。
純血統のベジョータはイベリコ豚の中でも3割無いくらいしかない生産されません。てか出来ません。
そのタンですよ、、
これをポルト酒で煮込みます。
すげぇ柔らかく煮込みます。
仕上げにフォアグラのソテー載せます。
あとは皆さんの想像にまかせますが、常軌を逸した料理であるのは間違い無いと思います。
今日から売り切れ御免で大放出。