2017年12月19日
入荷します。
今日は落車して大腿骨骨折されたRXメンバーがいらっしゃるので、これはゼラチンと鉄分補給していただかなくてはと奮発して馬鹿高い牛を仕入れました。
ヨーロッパの牛は草をしっかり食っているので脂がベータカロテンの黄色してます。
サシは全くなく、水分も少なめ、焼いて食うには最適です。
今日はサーロインを丸ごと仕入れましたので、分厚くデッカく焼きたいと思いますので、お二人様より承ります。
アメリカやオーストラリア、もちろん国産牛とは全く違う味わいを楽しんで頂けると思います。
見事にカキフライがスベりました。
常連チーム以外、ほとんどオーダー無し。
やはりフランス料理っぽいものの方がいいのでしょう。
カキフライはオッさんの夢である海岸腹ペコ食堂の為にとっておきます。
という事で、このままでは終わらないので、ゴリゴリのフランス料理いきます。
牡蠣のシャンパンソースです。
これも色々やり方があるのですが、今回はパリ風にシャンパンのサバイヨンソースとソースヴァンブランを混ぜたリッチな感じでいきます。
90年代に良く見られたソースです。
ガルニはほうれん草。
牡蠣はムニエル。
ランブロワジー的な仕上がり目指します。
ジビエは年々消費量が落ちてきてます。
昔はベキャスだけでも100羽以上、鴨やキジ、鳩、小綬鶏にヤマドリなど国産で埋め尽くされて羽根が舞ったり、フォンの匂いで近所からクレーム来てました。
それも原発事故が起こる前の話です。
それ以降、いつものハンターさんからパッタリと仕入れが止まりました。
鳥が全く居なくなったとの事。
鳥にはヤバイ空気が読めるのでしょう。
基本的に輸入モノでメニュー構成してますが、目新しい内容では無い為、召し上がる方も減ってるんですかね。
弾が胸に当たっていたり、皮が破れているものが少なからずありまして、それらをドバッと投入したパイ包み焼きやります。
ソースもその骨を煮出した薫り高いソースです。
一個あたり二羽分くらいの肉が入っているので、お得です。
臭いのはいやなので、上品に仕上げたいところですが、やはりそこはフランスジビエ、なかなかの破壊力です。
これはオヌヌメです。