2017年12月15日
フランス料理に良く使われるジャガイモはメークインがほとんどです。
皮がむきやすく、澱粉質が少なめなので使いやすいのです。
しかし、私が気に入っているジャガイモは男爵系です。
その中でも寒い北海道の洞爺湖で取れるキタアカリという品種です。
男爵系はコロッケに使われる事が多く、澱粉質多めでホクホクしてますが、使いにくくて皮も剥きにくい。
この芋は掘ったあと、もう一度土に埋められて保存されます。
天然の冷蔵庫ですね。
土の上には高く雪が積もります。
しかし、芋は凍りません。
正確に言うと、凍らないためにジャガイモは自分の糖度を上げて身を守るわけです。
アイスクリームでも糖度が高すぎるといつまで回しても固くならないのと同じです。
うちはこの芋を農家さんにお願いしてキープしてもらってます。
春までこれを使い続けるわけです。
勿論、無農薬無肥料、除草剤なし。
農薬使って甘やかされた芋はそもそも土に埋めて保存しても腐ります。
生命力が違うのですね。
こういう食材を食べているのとそうでないのとでは、やはり後々色んな形で違いが出てくるのではないでしょうか。
そして環境にも良い。
もっと手軽にスーパーでも買える日が来ると良いですね。
https://locari.jp/writers/yukiyameshi
私の大切な友人であり、ウチでアルバイトしてくれていた寺井幸也くんが、この度レシピ本を出版しました。
この前、私のバースデーにサプライズで自宅に遊びに来てくれた彼です。
レストランでも本を販売しますので、是非手にとってみて下さい。
Amazonでも勿論売ってます。
あ、ちなみに私はノンケですよ。
内容が固まりました。
パテ250グラム
豚リエット100グラム
フォアグラムース100グラム
ビーフカレー500グラム
ビーフシチュー300グラム
雛鳥のコンフィ 半身 二個 パプリカフレーバーとハーブフレーバー
ドイツ産スモーク生ハム 1パック
小鴨のハム 1枚
砂肝コンフィ 1パック
が、ワンセット分です。
これにご自宅で眠っている木箱やらお重やらタッパーにバイキングしていただく野菜デリが5種類。
以上で、15000円です。
安いのか高いのか普通なのかよくわかりませんが、使い捨て容器に金払うのも嫌なので原価を限界までかけました。
そういう容器ってスゲエ高いんで、その分食材費も量もケチらないといけなくなるんです。
で、食ったらゴミ箱っていうのは、ウチのコンセプトからズレます。
その代わり、タッパーとかで持ち帰ってもらって、おばあちゃんお気に入りのお皿に盛り付けるって感じで充分じゃない?ってのが私たちの提案です。
本当はターブルもお弁当箱とか持参の方は割引とかやれたら最高なんですけど、なかなか衛生的にどうたこうだと世の中的に許されないですね。
なので、桐箱開けてドーン!ジャーン!おー!という類のセットではございません。
まあ、それでもこれだけのご予約頂けるってことは、ウチのお客さんはエロ、あ、間違えた、エコ意識高い人が多いですね。
あとちょっとだけ残数あります。
4〜5個とか?
正月っぽい伊達巻とか田作りとかなかなか美味しいのがオオゼキでも売ってますから、家では面倒でやらないような料理で、家族みんなが好き、そしてお母さんが少しでも休めるようなラインナップにはなったかなと思ってます。
あ、パンは入ってませんので、大人向けに美味しいパンを買っておくのをお勧めします。
美味しい食べ方説明書も勿論同封しますんで、お母さんの代わりにお父さんでも出来るようにしておきますね。
今年も売り切れ御免になりますが、年越しラーメンやってますので、取りに来たついでにすすっていって下さい。
今年は鶏ガラ魚介のWスープに熟成醤油ダレ、そして去年と同じ縮れ麺です。
あ、誤魔化すのは嫌なので、正直に言いますが、麺は詐欺師のヤマちゃんイチオシの国内メーカー産の冷凍麺です。去年使って気に入ったので、今年もこれでいきます。
流石に年末に縮れ麺打つ気力も体力も技術もないですね。
スープは去年カツオが強すぎてスガキヤみたいになったので、今年はもっとバランスよくやりますね。
なんせ、お連れ様含めて何名さまいらっしゃるかわからないもんで、去年がギリギリだったので今年は更に相当な量を用意しますが、売り切れたらすいません。
そしたらファミマでどん兵衛買って来ます。