2015年07月28日
宿題
私の地元、愛知県蒲郡市の観光協会から特産品をアピールせよとのオーダーで、食を通した地域振興やります。
蒲郡市はアサリやみかんが有名ですが、最近は築地に向けて、ラングスティーヌを大々的に出荷しているようで、市としてもラングスティーヌで一発当てたいらしいです。
でもね、もちろん水揚げは蒲郡船籍の漁船ですけど、三河湾でなく太平洋の相模湾に行って底引きかけて蒲郡に水揚げしてます。
これは果たして特産品なのか。
そして、両親に手長海老食べた事あるかと聞いても、無いとの事。
これは特産品なのか。
いや、違う気がする。
一本五百円もする様な高級エビってどうなんだろう。2本で一人前として、売価で三千円超えるんですよね。
手長海老って食べるところちょこっとだし。
言い方アレですが、庶民的に普及してないものは特産品と呼ぶには違和感感じるのは私だけか?
地元の海で無くても、関サバや下関のフグの様に、名乗ったモン勝ちなのか?
いや、特産品とは必ずしも庶民的である必要性は無いのか?
下関の人は毎日フグは食ってないと思うし松阪市民は松阪牛を毎日食べてないし伊勢の人は伊勢海老毎日食べてない。
要するに、ブランドとして確立させる事が大切なのか?
高いモノしかブランドになれないのか?
ブランドの確立は観光に繋がるのか?
ただの消費ではないのか?
今どき、ブランド志向はダサい?
市民が気付いてない様なB級グルメに答えがあったりする事もある。
台湾ラーメンという台湾人が知らない不思議なラーメンがあったりする。白くも黒くも無いのにシロノワールという食べ物があるし、コーヒー頼むと自動的にピーナッツが付いてくる。
これこそ、庶民的な特産品ではないか!
いや、ある意味生活習慣であって、特産品ではない。
でも、こういう事を体験する観光旅行はありでしょ。
悶々と無限ループのパラドックス。
宿泊施設の温泉は一杯あるし、海は波ないし、ショートの大会は毎年やってるんだからアイアンマンでも開催すりゃいいのに。
こんな事を考えながら東京への帰り道、車を運転していたら頭が猛烈痛くなる。
お陰であっという間に東京帰還。
答えは出てないけど、解決出来ない問題は自分の周りには起きないですよ。
多分、なんとかなる。
でも誰に相談すればいいのかな。