2014年12月31日
大晦日ですね。
私たち外食&小売&製造業において12月は一番頑張らなきゃいけない時期です。
会社的にも大げさに言えば、一年分の利益を出すような一カ月。
他の月は、これまた大げさに言えば、トントンで推移するような感じでいいんです。
だからこそ負けるわけにはいかない重要な時期です。
とにかく、うちはスタッフちゃんに恵まれてます。
販売も製造もサービスもキッチンも。
本当によくやってくれてます。
皆さん、本当にありがとうございます。
私も皆さんの頑張りに報いるように、もっと働きます。
誤解を恐れずに申し上げますが、やはり私にとってスタッフちゃんが一番。
それがあってのお客様で取引先で事業です。
まずは、社員さんアルバイトさんにこの場をお借りして感謝。
本当に感謝。
そして今年も沢山のお客さまにおいで頂きました。
レストランだけでなく、デパ地下も代官山も藤沢も北海道も単発イベントも、毎日何千人というお客さまとのご縁を頂いていると思うと気が引き締まります。
私がいるレストランもおかげ様で8年目を迎え、定期的にお出でくださる常連チームの皆さまも沢山いらっしゃり、私たちの宝物です。毎日6割から7割くらいはリピーターのお客様です。これは驚異的な事。本当にありがたいです。
飽きさせてしまう事のないように、好奇心を持って日々勉強し、他には無い面白い事を考えて、いつまでもバカバカしい事をやっている変なフランス料理店でいたいと思います。
来年からはちょっとだけレストランの営業キャパを縮小させていただきます。
私ごとですが、会社的な規模が大きくなってきたため、シャチョ―業が落ち着くまでコックとしての自分のキャパを越えない範囲でやらせて頂き、せっかくレストランにお越し下さった方をがっかりさせるような事だけは避けたいと思います。
デパ地下や路面店も常連のお客様に可愛がって頂いているおかげで現場の判断でドンドン面白い事モノや事を考えて実行していける幸せは、各店舗のスタッフちゃんには仕事の喜びを与えて下さっているいように思います。
本当にありがとうございます。
お取引先の皆さまにおかれましても、今年一年大変お世話になりました。
弊社が保存料や化学薬品系を無添加で貫いている為に、流通や価格面に関して大変な無理難題を押し付けてしまいました。
そんな中でもお許しを頂いて、全国の小売店様や飲食店様への納入やネット販売を決めて下さった皆様、本当にありがとうございました。
全国の農家さんや畜産家の皆さんにも今年はいろいろな面で大変ご迷惑とお世話をお掛けしました。
本当にありがとうございました。産地には、築地では聞けないような話がいっぱいあります。
素晴らしい人柄の農家さんはとても素晴らしい食材を作られます。
何を買うか、では無く、誰から買うか。これが私の基準です。
食べる人の事を第一に考えた農業、今後もお手伝い出来るように頑張ります。
最後に個人的に素晴らしい一年でした。
父親にしてくれた嫁さんに感謝。
元旦は病院で3人揃って初めてちょっと良い食事します。
息子に恥ずかしくない仕事をしなければ。その前に物心つく前にこのブログを閉鎖しなくては。
感謝と幸福の量は比例すると思います。
私にとって忘れられない幸せな一年となりました。
では、皆様良いお年をお迎え下さい。
2014年12月30日
皆さん、すいません。
沢山の方から、お祝いに色々なメールやお手紙、お品物を頂いてしまいました。
本当にありがとうございます。
でも、皆さん本当に手ぶらでいらして下さいね。
お気持ちだけ有難く頂戴します。
心より、お礼申し上げます。
皆様の愛を感じます….
大掃除
そもそも、あまりモノを持っていないので、事務所の掃除機かけて終了。
キッチンは菅ちゃんと筒井ちゃんにお任せして綺麗になりました。
私はちょっと所用で外出。
自宅はベビーベッドやら、ベビーカーやら、子供グッズが増えた。
こちらもモノがあまりないので、掃除はクリスマス前に終了してるんで。
遂にテレビも年明けに兄夫婦に譲る事が決定。
さらにシンプルな生活へ。
強い身体と仕事と本と自転車とランシューズがあれば、あとは何もいらないね。
ミニマムが一番。
今年もあとわずか
皆様、今年一年大変お世話になりました。
私自身も色々な事があり、充実した一年でした。
今年はサンフランシスコに念願叶って行ってまいりました。
やはり最先端なアメリカ、見習うところや勉強になった事、収穫の多い旅でした。
帰って来た2週間後、ツタヤさんから今回の湘南T-SITE出店の打診がありました。
コンセプトはスローフードスローライフ。
そしてベンチマークはサンフランシスコのフェリープラザ。
これは何かのご縁としか言いようがありませんでした。
即断即決で走り始めました。
しかし、アトリエはキャパ一杯、なんとかしなければ新規出店なんて無理。
なんとか湘南が開く前にアトリエの移転拡張をしなければと同時進行で走らせました。
何とかアトリエの引っ越し先も決まり、湘南のオープン2週間前に稼働というバタバタぶり。
おかげ様で藤沢も盛り上がって、アトリエも余裕を持って稼働しているようです。
ここ何年か、立て続けに出店をしたせいで経営者的には苦しい資金繰りもありましたが、
先行投資と割り切ってなんとか持ちこたえる事ができてほっとしています。
しかし、勝負はこれから。
アトリエの移転、湘南T-SITEの前に旭川のお店を9月にオープン。
札幌と同じく、地産地消をメインに北海道食材を積極的に。
藤沢と同じく地方都市展開の第一歩。
来年は地方を見ていきたいと思っています。
農家さんとの繋がりも多方面にわたって広がった一年でした。
函館近くの厚沢部町の遊休地をポップコーン用のデントコーンをつくる畑にしてもらってはや3年。
収量も増え、最終的な水分調整も上手く出来て、やっと今年商品化。
色々なフレーバーを試し、味や作業工程を確認し、色々な問題点を一つづつ潰していって、遂に来年は大阪の方から専用の機械を購入し製品の大量生産可能なように今年は走ってきました。
遊休地が畑になり、安心安全なデントコーンを作って頂き、フレーバーに使う食材も北海道の素材を釧路でフリーズドライにしていただいた物を使用するという理想的な形が出来ました。
来年は作付を増やして頂く予定です。
頑張って売らなければ。
日本の自給率の低さの原因の一つは畜産飼料のほとんどが海外産である事です。飼料を国産で賄った場合、日本人の食卓には週一回も肉が上る事はありません。そのくらい深刻です。
本来牛が食べない炭水化物をわざわざ海外から買っている、餌を身近なサトウキビで賄えないか、山のない宮古島はダムを作れず地下水を溜めているのに地上で農薬や化学肥料は使いたくない。
ここを繋ぐ事が出来れば少しでもいい方向に行くのではないか、そこで砂糖を作った後に残った無農薬無肥料除草剤無しの自然栽培サトウキビを餌に黒毛和牛を育ててみたらどうなるだろう。
ここ最近は赤身肉ブームでフランス料理は赤身文化、エコで健康な赤身は絶対イケる。
そんなところからスタートした宮古島牛と宮古島エコアイランド計画。
お客さまの評判はすこぶるいい感じ。
この宮古牛計画、来年は形にする為に今年から走らせています。
達観した訳では有りませんが、ぶれないポリシーは持っていたいと思っています。
尊敬する経営者の言葉を借りるなら、
最高の製品をつくり、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する
イヴォン・シュイナード
フランス料理と言うスキルを使い、日本の食分野にビジネスで貢献できるエコでヘルシーな仕組みづくりを来年も引き続きやっていきたいと思います。
2014年12月29日
K山部長から
間違ってもべべ太のチンコの写真をアップするなよメール。