2014年09月22日
原点回帰
フォアグラのテリーヌ作りました。
純粋なテリーヌ。
フォアグラ好きは最終的にテリーヌの戻ると言われてますが、やはりこれに勝るフォアグラ料理って無いのかもしれないですね。
フォアグラの旨さをストレートに楽しんで頂けるものです。
テリーヌとは本来保存食でありますが、私のフォアグラのテリーヌだけは別格。
ギリギリの火入れを行って、ブルーな食感と脳天に突き刺さるようなフォアグラの旨さを残してます。
ですんで、日持ちはしません。
バキバキに火を入れれば日持ちもしますが、旨さを犠牲にします。
それではイカン。
その為には生でも食べれる位のクオリティーのフォアグラが必須。
フランスでもぺリゴールかアルザスの信頼出来るブランドが手に入った時しかテリーヌは作りません。
ハンガリーやイスラエルではダメなんです。やはり本家フランスです。
真のフォアグラ好きの為の料理、いかがでしょうか。
今日は祭りです。
池尻界隈。
外でポコポコ太鼓やピーピー笛が鳴ってますが、通常通り営業中です。
ウチの斉藤さんの腹でも顔書いて叩きますか。
私、誰に聞いても意外に思われますが、祭りが苦手。
ねじり鉢巻きして、率先して神輿担ぎそうなイメージを持たれており、なんなら祭りの為に店休む勢いかと思われてますが、真逆です。
どうにもダメなんです。
2014年09月19日
白紙撤回
謹んでお詫び申し上げます。
毎年恒例の周年ディナー。
今年は洋食で・・・・
と、守りに入ったのバレバレに対して・・
”お前のセンスもこれまでか・・・。しょうもない。洋食で何をコスプレしよと言うのだね、明後日来たまえ”
との有りがたきお叱りをいただきました。
と言う事で、白紙撤回の再考決定。
日本中探しても、いや、世界中探してもこんなバカな店は無いよ、と人に言いたくなるような事を企画します。
11月の23日24日です。
御予約はまだお受けしてませんので、ちょっと待って下さい。
ジビエが入ってきてます。
ライチョウが余りにも臭い為、なんとか加工して食べられるレベルまで持ってこないと、こりゃだめだ的なレッドゾーンに入ってます。
が、しかしです。
ミンチにしたのが失敗。
より香りが爆発的に発散される仕様となりました。
かなりプロ向けな仕上がり。
ちょっと前に鹿でやっていたようなパートフィロで包んでフォアグラ載せてオーブンで焼く形にしました。
ソースは骨捨てるの勿体ないね的なケチっプリが災いしまして、骨を赤ワインで煮出して煮詰めたソースは雷鳥臭マックス。
でも上品に仕上がりました。
美味しいのかマズイのか良くわからない紹介ですが、お好きな方には食べやすく、凝縮した雷鳥をたのしんで頂ける上品な料理に仕上がりました。
他にも山鳩と山ウズラ、鹿はウェイティングポジションです。
明日からですが青首鴨が入荷します。
トークショー
今度の月曜日の20時~私のシャルキュトリー教本をツタヤ代官山T-SITEでお買い上げ下さった方を御招待です。
まだまだお席あるようですので、ご興味有る方、是非ともお越し下さいませ。
当日はパテの写真を見ながら、パテの話を聞き、パテを食べるという特典付きです。
本がかなりプロ向けである事と、会場であるツタヤさんで本を買わないといけない点がなかなかお集まりいただけないのかと思いますが、是非とも宜し置くお願い致します。