2014年09月27日
出回ってるのってケミカルオンリーだね。
ノンケミカルなサラミって無いもんかね。
日本の気候で常温保存と常温流通考えるとケミカルになるんでしょうね。
だったら、加熱後熟成サラミにすればいいのに。
って、周りを見渡すと、やりたい事が幾らでも出てくるな。
パテとソーセージをここまで本気でやったから、次は本気でサラミでもやってみるか。
そしたら、具にこだわったサンドイッチも面白そうな予感。
ピザも楽しいね。
こういう事を一個一個やり始めると、面白過ぎて、人生なんてあっという間だね。
何かと海外の当たってる店を東京に持って来ちゃおうぜ的な話が最近多いですね。
イスラエルのチョコレート屋とか、ニューヨークのクロワッサンドーナツとか、サンフランシスコのタルティーヌベーカリーとか、マグノリアとか、朝飯パンケーキ屋とか。
分かりやすくて良いけど、何だかつまらんな。
ついでにブルーボトルコーヒーも東京に来るとか?
私はというと、やっとモノ作りが思い切りできるデッカいアトリエを借りられたので、そういうのとは違った切り口をやりたいな。
made in ogino。
テリーヌ第二弾を仕込もうと思い、某ツミ株式会社のヤマ某君のお勧めフォアグラを購入。
一旦仕込んでみたものの、納得できぬ。
今回はタツ某株式会社の某ムラ君のお勧めで大関クラスだったのが良くなかった。
横綱クラスのフォアグラでないとやはりダメよ~、ダメダメ。
これは出せない。最高に旨くないと、フォアグラのテリーヌという称号はつけない。旨いが、最高ではない。
これでは、六本木桃太郎侍兄さんの熊退治のモチベーションにならぬ。
が、しかし。
料理が芸術ならば、料理人は芸人。
妥協はダメよ~、ダメダメ。
せっかく筋も掃除して、火を入れて脂も抜いたので、フォアグラのコンフィだと思えば、生かす方法はいくらでもある。
本を出してから、ブーダンブーダン言われる事が多いので、ちょうど豚の血もあるからフォアグラとブーダンのテリーヌにしよう。
本来ブーダンは豚の背脂が大量に入るが、それを全部フォアグラでいく。
超リッチ。
ブーダンの血の風味を最大限楽しんで頂く料理であって、フォアグラは滑らかさを出す潤滑剤。
主役は血。脇役はフォアグラ。
ブーダンにフォアグラのソテーをチマチマ載せるとかは東京に有ったけど、豚の血とフォアグラが同割くらいのクレイジーな料理は見たことないね。フランスでも見たことないね。
これはイケる。
カロリー計算したら凄い事になるね。
まぁ、旨いものはリスキーだという事です。
今から仕込んで、今夜の常連ナイトに間に合わせます。