2014年03月05日
書評
野口さんの”タネが危ない”という本で原稿書きました。
が、ちょっとマニアックで突っ込んだ内容になったため、お蔵入りして食関係の特集を組むときにデビューするということになりました。
ですので、新しい原稿を書きます。
でも、食関係の本を読んでないんですね。
先日買ったフランクルの”夜と霧”という名作が余りにもブっ飛んだ内容の為、じっくり舐めるように読んでいます。
この本、ユダヤ人で精神学者の作者が実際にアウシュビッツに収容された際、自分の目の前で起こった事を中心に、限界まで追い込まれた人間の偉大さと残酷さが描かれておりまして、非常に、非常に重い内容です。結構落ち込みます。
だからなかなか進まないんですね。逆に斜め読みしたくない素晴らしい本です。
山崎豊子の遺作、”約束の海”も、買ったはいいが手つかずで置いてあります。私、目に付いた本を買ってしまう悪い習性があり、読んでない本が大量に有るくせに買ってしまうんですね。他にも読みかけの本が10冊くらいあり、同時進行で読んでます。
三浦しをんも制覇したくなりました。
あぁ、時間が足りない。
で、本題。
取り急ぎ、次の原稿に取りかかる為に食関連で出版時期が比較的新しいものをピックアップして編集の方にお伺いを立てました。
その中でいろんな大人の事情を踏まえたうえで、決まったのが2冊。
一つは・・・・
”馬を食べる日本人 犬を食べる韓国人”
という新書。
いいですね~。昔イルカ漁の映画をスタッフで見に行きましたが、こういう各国の食文化の違いをどうこう書いた本は面白そうです。確かに海挟んで隣同士の韓国とこんなにも食文化が違うのって面白いです。これをきっかけにディープな韓国料理にも興味が出そうです。まぁ犬は食べようと思えば家にいますからね~。
”世界農業遺産──注目される日本の里地里山”
これまたピンポイントですね~。
まさにいま野菜を送ってくれる横田さんの事です。里山農業の現場も見てきまして、お話も伺ったので、これまた楽しみです。
今日アマゾンで注文して、明日きますので、早速一気読みしたいと思います。