2014年01月31日
乳飲み仔羊
春は乳飲み仔羊の季節。
大体、生後2～3週間です。
脂身はほぼなく、繊維も非常に細かいので、独特のキュッキュという歯ごたえが特徴です。
これは、普段の仔羊とは違う肉と言っても良いくらいにはっきり違いが出ます。
仔羊が苦手なお客様でも、これならあの羊独特の臭みがほとんどないので食べられるはず。無理強いはしませんが。
でもね、この乳飲み仔羊のデメリットは、1頭丸ごと仕入れなきゃいけないんですね。しかも骨付きで３ｋｇ～４ｋｇです。
すいません、完全にこちら都合なのですが、これをお出しするには6～8名様ほど団体でご予約いただいて丸ごと焼かなくてはお出しできないんです。だって、その都度焼いて前足、ロース、腿をバランスよくお皿に載せるのは無理なんですね。
ですから、少人数でご予約いただいても出せません。
六本木グルメ怪獣ヤビツキングのような強靭な胃袋お持ちであれば別ですが。
ここがジレンマ。
ぜひとも食べてほしい。
だったら、その日のメインは全部乳飲み仔羊だけ！！！
うちは35席なので、一日３頭焼きます。
このやり方しかないですね。
なんで、そんなもの食えるか！ボケ！
という方は、他の日にお願いします。
この３日間はこれしかやりません。
１０日、１１日はお店の連休頂くんですが、実は３月の１０日（月）から１４日（金）まで、また私が長期出張に出ます。
だからってわけなんですけど、せっかくなんで普段できないことをやろうという趣旨です。
嶋ちゃんに任せて私は出るわけですが、素晴らしい仔羊料理が出ると思います。
ということで、３月１２，１３，１４日は”みんなで乳飲み仔羊をたっぷり食べてみようの会”を開催致します。
前菜は何品からかお選びいただくプリフィクスな形で、メインは思いっきり乳飲み仔羊オンリー。
もちろんデザートも。
詳細は詰めて改めてお知らせします。
I野会長、どうですかね～。
宜しくお願い致します。
え？
お前、そんなに長い間どこに行くの？って？
それは秘密です。
