2013年07月31日
今週末は勝手にバジル祭り開催します。
大体、イベント事っちゅうのはデパート側から、こんなテーマで考えてね、って丸投げされます。
それに沿って、デパ地下プロパー店舗は自分のところの色を付けた商品を出すわけです。
しかし、その通達は1カ月以上先のイベントを計画的にやるもんで、うちみたいに農家さんからの作物出たとこ勝負のお店はなかなか上手く乗れません。
別に良いもんね。
自分でやるもんね。
と言うわけで、弊社の誇る有機農家さんネットワークで最近バジルが豊作との情報を得まして、勝手にバジル祭りを開催します。
いいですよね~、バジル。
もちろん、有機のバジルです。今回は奈良の横田さんバジルと北海道のサンファーム斉藤サンという有機JAS認定圃場です。
みたらし斉藤さんではないですよ。
カレーはイエローカレーから、バジルの効いたグリーンカレーに変わります。
他にも、デリにはバジルを効かせます。
レストランではバジルアイスクリームを始め、水タコ入荷でバジルドレッシング仕立てで行きます。
バジルには、抗酸化作用が多く含まれ、最近話題のアンチエイジングに威力を発揮しまして、私のように、トライアスロンの練習しすぎて体内活性酸素が溜まっている方に特にお勧め。カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル分も最強。
錆びない身体作りに最適な脱法ハーブ、バジル祭りを開催致します。
余談になりますが、私自身、こういった食材で作られた賄いやお料理に囲まれているおかげかどうかわかりませんが、私はこの仕事を始めて、添加物がガッツリ入った食品を身体が受け付けないようになりました。
先日も裏の成分表示に良く分からないカタカナが羅列した食べ物を食べた途端、汚い話ですが、気分が悪くなり、もどしてしまいました。
添加物を入れることによって、食品は本来持つはずのない期間食べられるようになります。そうすることによって、もしかしたら、食品の廃棄が減るのかもしれません。しかし、本当にそれはいいことなのか?
弊社のテリーヌやデリも添加物入れて、賞味期限が延びれば、もっと流通は簡単になります。要するに儲かります。
食べ物は置いておけば、腐ります。その摂理を曲げることの代償はいつか取り返しのつかない事になるような気がします。
誰になんと言われようと、それで損しようと、食品添加物は入れません。毎日ちょうどいい量をちょうど良く作れば良いだけの話です。
私が農家さんから直接頂いている野菜のほとんどは無農薬で栽培されたものです。
農薬を使わない事によって、虫食いがあったり、形が悪かったり、きずがあるんで、市場に出回りません。
要するに行き先が無くて、余るんです。
私は形がきれなことに価値を感じませんし、農薬や添加物にまみれた食材を私は使う気にはなれません。
だって、私自身が食べれないんですから。
本質を大切にしていきたいと思います。