2012年12月30日
塩釜の仮設住宅の方を支援してる方からいつもの塩釜便りをいただきました。
塩釜から少し離れた松島という島の住民がほとんどの集落です。
去年、私がカレーを持って伺ったところですね。
その後もちょくちょく贈り物をさせていただいていたのですが、皆さん何とか新年を迎える準備ができたそうでなにより。
いまは本土の塩釜市の高台の仮設で生活されているのですが、もちろんゆくゆくは皆さん松島に戻りたいところです。
ただ、一つ問題が。
定期船がつける桟橋がいまだに仮設のパイプのもので、危ないったらありゃしない。
予算も届いていないようで、公営住宅ですらも資材がないらしく、着工がいまだ立ちません。
なんとかしたいところです。
ここはひとつ、仕事頑張ってオギノ桟橋を作りたい。
今後はそんなビックな男になりたいもんです。
いや~、早かった。
でも長かった2012年。
色々とやりました。
今年は海外に遊びに行くわけでもなく、仕事ばかりしてました。
単なるレストランだけやってる会社ではなく、デパートの催事やお歳暮、商業施設への出店という今までの業態とは全く違う小売業に参戦して色々と失敗し、勉強し、反省し、血が出るほど働いた、そんな過渡期の年でした。
どうしても北海道で始めた活動を東京でも全国の生産者さんと一緒にやりたくて2月に代官山にターブルオギノを作りました。
やはり、レストランとは違う業態で天気や気温、曜日の色によって左右される事を思い知りました。
でも、やってみなきゃ分からない事ばかりでしたので、苦しくて大変な時もありましたが、本当に勉強になり、成長できた一年でもありました。
そんな代官山の店舗、コンセプトに共感して下さったJRさんにお声をかけて頂きまして、品川駅に素敵なお店を構えることが秋口に急きょ決まり、バタバタでしたが、何とかオープンさせることができました。
品揃えはまだまだですが、今後は生産者さんが作って下さった野菜をベースにしたお惣菜を並べていきたいと思います。
品川駅という東京の玄関口にターブルのようなお店を作ったのは、私たちが日々思っていること、大切にしている事を全国に向けて発信していきたいと言う事が決め手になりました。
ネット社会でなんでも知れる世の中ですが、実際に店舗を構えて未活用だった食材を使い、それがキチンした価格で納得して頂けて、お子さんにも安心して召し上がっていただけるような商品としてお客様に買っていただけることを証明するためには絶好の場所だったからです。
まだまだやりたいことは山ほどあります。
頭から煙が出るほど悩んで、考えて、毎日本当に大変ですが、今ほど充実している毎日はいままでありませんでした。来年も丁寧に仕事をしていきたいと思います。
プライベートでは今年は初めてオリンピックディスタンスのほぼ倍のミドルトライアスロンに挑戦致しました。
タイムは本当に情けないものでしたが、ゴールできた時のあの感動は言葉では言い表せない最高のものでした。来年も大切な仲間とさらなる感動を求めて本当のトライアスロン(スイム3,8km、バイク180,2km、ラン42,2km)ロングディスタンスに挑戦したいと思います。
働くとは、”傍”を“楽”にすること、という私のジジイの言葉を胸に来年も誰かの役に立てるお店、会社にしていきます。
今年一年、本当に沢山の素敵なお客様に支えて頂きました。ありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願い致します。
皆様が素敵な新年おお迎え下さることをお祈りしております。
荻野伸也
南極の母、雅子ママデザインの猫柄カプチーノを特典に付けた7日のご予約。
あれよあれよと昨日満席となりました。
ありがとうございます。
ていうか、勝手に名前を使った雅子ママ、ごめんね。
これ全部、南極のアイデアです。
今後はポッカリ空いているお席を告知する際には、姑息な手を使っていこうと思います。