2012年06月27日
アイアンマン・ラン編
ヒクヒクしている私の情けない両足。
勝手に震えて靴下がうまくはけません。
なんとかシューズを履いてガ二股でランスタート。
２～３ｋｍ走るとだんだん脚がランニングに慣れてきます。
とはいえ、すでに使い物にならない私の両足。
この後２０ｋｍ持つのかどうか・・
コースは８ｋｍ位までは街中を走ります。
歩道橋を駆けあがったり、階段を上り下りさせられたり。
片脚がツッて屈伸。再スタート、もう片方がツる。また屈伸。
それまでは曇り時々晴れって感じでしたが、思いっきり太陽が顔を出し始めました。
８ｋｍ過ぎたあたりで海岸線を南下するコースに入ります。
それまでは順調にｋｍ６分切るペースで走れていたのですが、遮る物の無い直射日光も容赦なく体力を奪っていきます。
時計とのにらみ合いです。
エイドステーションでは、おばちゃんたちの声援にこたえながら、汗で無くしてしまったナトリウム補給に塩タブレットを鷲掴みにして水で流しこみます。
そして１５ｋｍを過ぎたあたりで一気に脚にきます。
痛みを通りこして痺れてきます。
ガックリペースダウン。
ｋｍ８分くらいでしょうか。
この時点で６時間切りの夢は途切れました。
しかし、歩くわけにはいきません。
ドンドン抜かれていきます。
でも、ペースが上がらない。
下がる一方。
レースのスタート地点まで戻ってくるころには意識朦朧。
私の１０分後にスイムスタートしたウチの兄貴にも抜かれてしまいます。
立っているのシンドイ。
果たしてゴールできるのか・・
地獄のラスト５kmです。
つづく。
