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2012年05月31日

映画紹介

今回はオーストリアの映画です。
ありあまるごちそう というのが邦題です。

http://www.cinemacafe.net/official/gochisou/
また、マニアックな・・・そう、ハリウッドでは絶対に作れないテーマです。
私が生涯をかけて取り組みたい、ど真ん中のテーマです。
自給率がどうのこうのというより、廃棄される食べ物をなんとかするのが先だと思うんです。
食糧問題に関しては資本主義と市場原理の限界を感じます。
フランスはじめ、ヨーロッパは自給率が高いイメージありますけど、結局日本と同じく、家畜の飼料は9割輸入なんですね。
その飼料を作るためにアマゾンが伐採されて大企業の大豆畑になり、地元の農家は職を失い、飢餓に苦しむ。
その大豆の輸出先はヨーロッパ、中国、そして日本です。
今の世界規模の農業では人口が倍になっても養えるだけの生産量がある半面、世界では毎日10万人の子供たちが飢えで亡くなるそうです。毎日です。
世界で食糧廃棄量でトップを走る国、それは・・

我が国、日本。

国内で生産される食料を大切にすることがまず第一歩だと思います。