2011年10月20日
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塩釜市は
先日も書かせて頂きましたように、松島という美しい島々に囲まれて、湾になっており、大津波の被害をモロに受けなかった地域のひとつです。
その代わり、島々は最大20mという想像を絶する津波に襲われ、何もかもがなくなってしまいました。
離島ということもあり、地震発生から自衛隊の応援が到着するまで3日もかかったそうです。三日三晩余震続く不安の中、島に一軒だけあった雑貨店兼、喫茶店に残っていた食料を分け合い、皆さんで体を寄せ合って耐え抜いたそうです。
そのお店も今は流されてしまい、ありません。
先日伺った仮設の集落の皆さんはその離島の方が中心です。
奇跡的に津波の被害から免れた島の住居の方も、そのお店がないためにわざわざ定期船に乗って塩釜や仙台に買い出しに行かなければいけないようです。自治体の支援も圧倒的に遅れており、現在も桟橋はパイプで作った仮設の桟橋です。
集いの場であり、買い物の場であり、島にはなくてはならないお店です。
このお店が復活することが島の復興に近道と考え、同じ飲食店ということもあり、今後は私ができることで応援をさせて頂き、なにかうまい仕組みを作ってお店を立て直したいと思います。
復興支援は生き物のように日々状況が変わっていきます。寄り添うように連絡を取り合い、お手伝いしていくことが大切と感じております。