2011年09月26日
仮設住宅ごとの孤立を防止するために
支援活動続けてらっしゃる方とやり取りして
今回伺うことができました。
僕がお配りする食事なんぞ、たった一食分にしかなりません。
自分の無力さにがっかりするとともに
量ではなく、何か楽しみにしてもらえる物を
送らせてもらおうと思いました。
皆さんそれぞれのコミュニケーションを図るために
週一回お茶の会を集会所で催されているそうです。
僕ができることはそのお茶会で召し上がっていただく
お菓子を送らせていただくことかなと思いました。
“美味しい物を食べると、幸せになるのよね~”
という一言で決心しました。
北海道でやっている活動と今後何かしらの形で
リンクしていくと一番よさそうです。
今後、何しら今迄とは違う形で
仮設の皆様に喜んで頂ける活動を
継続的にさせて頂きたいと思います。
いままで、チャリティーカレーをたくさんお買い求め
頂きましてありがとうございました。
これからもまた違った形で皆様にお力をお借りすると
思います。何卒、宜しくお願い致します。
明日から営業開始です。
今日はスタッフ総出でお掃除&仕込みであります。
私はというと、もちろん仕事しておりますが、
休み中に頂きました大量のメールと諸々の処理に
追われてパソコン仕事をしております。
珍しく、足元にはウィーちゃんがいます。
お休み前半は被災地に伺いまして、
400食のカレーやチョコケーキをお配りしてきました。
伺った塩釜は湾状になっておりまして、比較的被害の少なかった
所です。
しかしながら、湾の入り口には日本三景の松島があり、そこを
津波が通り抜けてきたために、波の規模が弱まったということでした。
当日の津波の高さは20mを超え、凄まじい勢いだったとのことでした。
塩釜で仮設生活をされている方のほとんどはこの離島の方がほとんどで、
家や財産など、すべてを失い、身一つで小高い山の仮設集落で生活を
されていました。
手作りのチラシを事前にお配りし、集まって頂いた中にはお年寄りや
小さな兄弟、親族をすべて失った男性など、様々な方がいらっしゃいます。
皆さん同じ集落の方々ですので、皆さん励ましあい、助け合い、懸命に
復興に向けて頑張っていらっしゃいました。
お配りし終えたあと、ある男性が
“す、すいません、もう一人前ありますか?”
と、遠慮がちにいらっしゃいました。
もちろんですよ、どうぞ。
と、お渡しすると、
“と、隣のおばぁちゃん、足が悪くて取りにこれないから・・・ありがとうございます!”
といって、おばぁちゃんの分を持って走って向かわれました。
もし、その時点でちょうどなくなっていたら、恐らくその男性は御自分の分をおばぁちゃんに
お渡ししていたのだろうと思います。
僕は涙が止まりませんでした。
支援は日を追うごとに少なくなってきているそうです。
日を追うごとに人々の記憶からも少しずつ消えていきます。
そうなってしまうことが一番つらいと仮設を支援してらっしゃる
方の言葉が忘れられません。